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アトピーの人に読んでほしい最初に気をつけることその①


アトピーとひと言で言っても、
症状の度合いも原因も人によって
本当に様々ですよね。

色々試してみたけど、改善されず
まだ効果的なものに出会わず、
病院の薬を塗ってはいるけど、
いまいち治らないと悩んでいる方

高価な最新治療や漢方など試す前に、
まず安価で手軽にできそうなことを
幾つか参考になるかもと書いてみます。

私のアトピー歴史

その前に少し私のアトピー歴史を。
(長いので興味ない方は飛ばしてくださいね)
私は0歳児からアトピーで、物心ついた時には、
体のどこかがかさついていたり、
痒いのはごく普通でした。

夜寝る時はあまりに掻きまくるので、
家族に手を止められたり、
手袋をはめられたり。まぁすぐ脱げますね。
痒いんだから、止めても無駄でしょ
と今では思いますが。

手指の痒みが酷い時なんかは
ジーンズにこすりつけたりして。
気持ちよく掻けるけど、
後から傷だらけになって痛いとか。
こんなこと、しょっちゅうでした。

こどもの頃は、町医者から大学病院まで、
とにかく色々な病院に連れていかれました。
ある先生は、石鹸でしっかり洗えと
また別の先生はあまり洗うな等、てんでバラバラ。
色々な薬を処方されましたが、
ひととおり行くと、
「またこの薬か」となったり
結局、治ることなく10代になりました。

10代というのは、誰しも人生の中で、
最も見た目を気にする時代かと思います。
髪の毛を巻いてみたり、
リボンつけたり(時代が古い)
肌も綺麗な時なのに、やたら化粧したり。

好きな人ができたり、
異性の目が気になる時期に
アトピーっ子(特に顔に出る子)は
非常に辛いものです。

なんせ肌が赤いしカサカサしているし
「アトピーだな」とすぐわかります。
アトピーでも足だけとか背中だけなら、まだしも
私は顔(目や口の周り、おでこ)など、
まあ目立つ。

物凄く重度ではありませんでしたが、
調子の良い時と悪い時の波も
相当にあったので、
気分もかなり左右されました。

別のクラスの好きだった男の子と
滅多に会わないのに、調子悪い時に限って
近くで会ってしまう時とか、
「なんで~!」と思ってました。
(相手は全く気にとめていない説)

高校を卒業すると、化粧をしたいのに
「合う化粧品がない」という
化粧品ジプシー期間に突入しました。

敏感肌用とか幾つ試したか覚えてないほど
「これのどこが敏感肌用なんですか!?」
と毎回心の中で叫ぶことになりました。

まず使える基礎化粧品がない。
付けると沁みるか痒くなる、
刺激がなくても状態はよくならないし、
全く整わず。

可愛いメイク用品があるのに、
まずファンデーションが塗れない、
痒くなくても、塗れば塗るほど、
カサついた部分は目立つのでした。

私の肌は、毛穴も全く目立たないが、
油が皆無でカサカサ乾燥肌&敏感肌。
皮がめくれている所が目立って、
ファンデを塗れば塗るほど汚くなる、
赤みは消したいけど、、、
みたいな感じでした。

混合肌のアトピーの人も割といると
思いますが、それはそれで困ると思います。

子供の頃のアトピーは大人になると
勝手に治る説は聞いたことがありましたが、
それが本当なのか未だ謎ですが、
20代になると、少しずつですが
アトピーがマシになっていきました。

でも「もう治ったかも?」と思っていたら、
またバッと出るの繰り返し。
体調によってかなり状態が違う、
なんとも不安定でした。

そこからは、もう諦めモードで
アトピーに意識を向けることを
やめてみました。

そうすると、すこ~しずつ、治っていきました。
治ってきたことにも、気にも留めていないような感じです。

といっても、どんなに高価な化粧品でも
ピリピリしたり、
(高価な化粧品ほど、色々な成分が入っているので、
反応しやすかったりすると聞きました)

エステは、最初のクレンジングの時点で、
皮膚の弱い目の下の頬骨の辺りが拭きとりを
してもらっているだけでもう痛いとなり、
余計悪化するので無理!となったり、
自分の肌の弱さを実感することは、まだまだありました。

そして、30代。
私は偶然あるものに出会い、
それがきっかけで劇的に良くなりました。
それは、とあるホホバオイルでした。

知人から紹介されて気軽に試してみたのですが、
あっという間にノートラブルになり、
「アトピーなの?」と言われたり、
よく顔を近づいて見られてから
「そういえば敏感そうかもね」と
言われるくらいにまでなりました。
その後は、普通に化粧も出来るようになり!
アトピーを忘れるくらいになりました。

おかげで30代はすっかり普通の肌になり、
それは40代で出産するまで続きました。

出産後は体調により、
一時期懐かしい痒みに見舞われましたが、
何度か復活して40代後半の現在に至ります。
更年期?や睡眠不足、色々な出来事により、
肌の調子は波ありますが、痒みが出ることはなくなりました。
アトピーというより、肌荒れですね。
また戻し方も分かってきました。
調子が良い時は、本当に何にも塗りません。

じゃあ、さっきの、そのホホバオイルを使えば、
みんな治るのか?
というと、それは違うかも?とも思います。
たまたま大人になったからかもしれませんし、
きっかけに過ぎなかったのかもしれません。

勿論治る人もいるとは思いますが、
私の経験上、何かを足す前に、
引き算の方が大事だと感じたからです。

引き算の、「まず何かをやめてみる」の
基本からチェックしてきませんか?

では、いきましょう!

まず大前提から

アトピーで一番大事なことは、
「ストレスを溜めないこと」
↑これが一番大事!!!と思います。

「今さら、そんな事くらい知ってるわ!」
と読む気を失くされそうですが、
私が実感した最大の敵は「ストレス」です。
どれだけ食事に気を使っても、
薬をこまめに塗っても、
ものすごいストレスがかかっていると、
本当に全然良くならなかったからです。

逆に何もしていないけど、
超ストレスだった職場を辞めた途端、
手の甲のアトピーが一気に綺麗に治った
経験などが何度もあります。

まず見直すのは、ストレスがないか?です。
ただ難しいところは、痒いだけでも
十分ストレスになるんですよね。
アトピーの状態が
すでにストレスではありますが、
それ以外に何か心の負担になっているのか
本心はどうなのか、しっかり見つめて
気づいたことがあれば、それをやめてみる
これをまず一番にすることです。

「それが出来たら困らないし、
出来ないからストレスになってるんだよ!」
と思う人もいるかもしれませんが、
思い切って手放すか、出来るだけ避ける
と変わるかもしれません。

メンタルを見直すというは、
目に見えないので、ピンとこないかもしれませんが、
自分では無意識でストレスになっているものが
肌に出ている時もあるので、体は正直だなと思います。

日用品の見直し

次に気を付けることは、普段使っている日用品です。

洗剤、シャンプー、リンス、ボディソープ等の中には
お肌によろしくないものが多々あります。

あまり大きな声で言いたくないのですが、
ドラッグストアで売っている大企業の有名な商品などは
避けた方がよいものが多いです。

敏感肌用、無添加などの文字を鵜呑みにせず
裏の表示をしっかり見てください。

ボディソープをやめて、石鹸成分だけのものに変えたら、
あっさり治るなんてこともありえます。

あと見落としがちなのが、洗濯洗剤です。
柔軟剤は勿論、
テレビCMで謳っている大手の液体合成洗剤も
刺激が強いものだらけで、アトピーにはおすすめでないです。

洋服はずっと肌についているものですから、
経皮吸収の影響が大ありです。

何故か?は長くなり過ぎてしまうので、端折ります。
そのうち纏めてみたいと思います。

実は私のアトピーが治った時は、普通の合成洗剤を使っていました。
ですが、その頃の洗剤と今の洗剤では
抗菌剤やマイクロカプセルが入ったもの等、
成分がかなり変わってきています。
つまり、除菌だの節水だの便利さを優先すると、
だんだん体に(肌に)悪くなっていく訳です。

できれば、合成洗剤はやめて
石鹸成分の洗剤か、セスキ炭酸ソーダ、
その他環境に優しい成分の洗剤を選びましょう。

環境に優しいという事は、人間にも優しいですから。
今はネットで簡単に買えますから、便利です。

また私が使って良かったもの、悪かったものも
そのうち紹介できたらと思います。

長くなりそうなので、その②に続きます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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