No.026 トイレの遊園地
「商店街の復興」とかよく聞くけれど、商店街自体20世紀ごろに人為的に創られたもので、そう歴史があるわけでもなく、時代の求める価値が提供できないのであれば、頑張って復興する必要もないのになと思う。
ただ、小さなスペースが密集しているあの独特な空間は面白いなと思うし、「シャッター通り」のように活用されずにおいておくのも勿体無い。
そこで考えた
それぞれの店舗空間を、特徴の異なるトイレにしてしまい「トイレの遊園地」をつくってはどうか、と。
【ここからは実現した時の妄想】
かつてシャッター通りであった商店街は「トイレの遊園地」として生まれ変わり、全国各地から最高の排泄体験を求めてくる人が後を絶たない。
ここでは100種類のトイレから自由に選んで用をたすことができる。
例えば「ジャングルの間」では、熱帯植物が群生し、まるでアマゾンの奥地で用を足しているような、これまでにない開放感を味わえる。
その他、全面鏡張りで自分の排泄と向き合わざるを得ない「鏡の間」や、高層タワーの屋上から用をたすような感覚を味わえる「VRの間」など、どれも一度は体験してみたいトイレばかりだ。
入場料は500円で、用を足せる限り何回でも体験できる、というのも人気の理由だ。
商店街を復興させたいとお考えの市町村の皆さん、
一大排泄エンターテイメント「トイレの遊園地」はいかがでしょうか?
みなさまのサポートが妄想を生み出す麦酒...いや、原動力となります。