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絵画からイメージ作曲2022.8.11(332)

「バラ色の光」ブルームナー 1927年

この作家も売れない時代が長く、
10年も家族と貧しく暮らしたらしい。
才能はいつ開花するかわからない。

異次元のようなへ長調になりました。

へ長調 8分の6アンダンテ
今日ご紹介する画家は、私にとってはあまり馴染みがありません。彼の名はオスカー・ブルームナー。ドイツ生まれの、アメリカのモダニズム画家です。ブルームナーは1893年にベルリンからシカゴへ渡り、シカゴ万国博覧会でフリーランスの製図工として働きました。彼は1901年にニューヨークへ移りましたが、そこでも安定した雇用を見つけることはできませんでした。1908年にはアルフレッド・スティーグリッツと出会い、ヨーロッパとアメリカの革命的な前衛美術を紹介され、それこそが、ブルームナーが画家となる大きなきっかけでした。彼はあの有名な1813年のアーモリー・ショーに作品を出展。その後の1915年には、スティーグリッツが自身の291ギャラリーにて個展を開かせてくれました。個展をはじめ、いくつかの展覧会に参加したにもかかわらず、その後10年間に作品はあまり売れず、家族とともに貧しく暮らしました。
デイリーアートより

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