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絵画からイメージ作曲2022.6.4(264)

「オリーブ畑」ゴッホ 1889年

ゴッホは、
仲間が描いたオリーブの抽象画に憤りを感じ、
自然のオリーブを描写しました。
オリーブに希望と癒しを表現したのです。

晩秋の力強い生命力で変ロ長調になりました。

変ロ長調 4分の4アンダンテ

ゴッホは1889年11月に、画家仲間のエミール・ベルナールとポール・ゴーギャンから、『オリーブ山のキリスト』を含む、彼らの描いた聖書の場面の絵についての手紙を受け取っています。彼は想像のみで生み出されたそれらの作品に憤りを感じました。そしてそれに応じるように、自分のオリーブ畑へまっすぐ立ち戻りました。“抽象表現”の友人たちとは違い、ゴッホが着想を得たのは実際の自然だったのです。彼は一日の異なる時間帯で5枚のオリーブ畑を描き、移りゆく光と空気の効果をとらえました。以前のように、彼がオリーブの木と結びつけた希望と癒やしを表現しようと奮闘したのです。

デイリーアートより

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