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絵画からイメージ作曲2022.2.21(161)

「Y」ベクシンスキー 2005年

作家はこの作品を完成させた日に、
亡くなったそうだ。
身体に17箇所の創傷があった。
なんかミステリー映画のようです。

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最後の場面の緊迫感をイメージして、ト短調になりました。

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2005年の今日、ディストピア・シュールレアリスムを描き続けたポーランドの画家ズジスワフ・ベクシンスキーが、ワルシャワの自宅アパートで亡くなっているのが発見されました。体には17箇所の創傷があり、そのうち2箇所が彼を死に至らしめたのでした。「Y」と題した最後の絵が完成したのは、彼が亡くなったその日。それは、1970~80年代に表現した幻想的・非現実的で非常に緻密なスタイルからの旅立ち、幾何学的表現へゆるやかに移行することへのベクシンスキーの信条表明です。最後の20年に制作された絵はたいてい、身体、頭、建築物などシンプルな画題のバリエーションでした。ベクシンスキーは、描き込みや色合いを意識して統合していき、色彩構成の強い対比とははるかに遠い、ますます抽象的な作品をつくっていました。
デイリーアートより

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