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Photo by
sinoayakouri
絵画からイメージ作曲2022.8.16(337)
「母と子(昼寝から目覚めた子ども)」カサット 1899年
この当時、子育てへの関心が高まっていたそうです。
血筋だけでなく、育て方が子どもの将来を決める、という認知が出来つつあったのか?
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のどかな愛情にあふれたニ長調になりました。
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メアリー・カサットは、フランス印象派で唯一のアメリカ人画家。エドガー・ドガの親友でもありました。カサットは1890年頃に、子供を育てる女性あるいは子供をモチーフにするようになります。それは、画家の姪と甥への愛情と、育児に対しての関心が高まっていた当時の風潮を反映しています。この絵の主題は、母と子の絆。カサットは、印象派の主題として人気のあった、大人の女性が体を洗う水浴の姿を、美しく着飾った女性が子供の体を洗うという上品な母子像に置き変えたのです。金髪で青い目の男の子は、カサットのお気に入りのモデルの一人、ジュールという名の少年と言われています。