![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84192967/rectangle_large_type_2_6cb359b1942ff734a26176c3f486d20d.png?width=1200)
Photo by
1623kita
絵画からイメージ作曲2022.8.7(328)
「舞台上の二人の踊り子」ドガ 1874年
この作家はバレエにハマりまくり、
そこに人間の秘密を見つけたようです。
ボックス席から観ているような構図も気になる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84192988/picture_pc_3723d8cbca44854679a2ed79ed4a2f20.png?width=1200)
軽快なト長調になりました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84193899/picture_pc_e7d8e049d4643323eec66be8007cb011.png?width=1200)
ドガのバレエへの関心は、魅せられたというよりも、憑りつかれたと言った方がいいかもしれません。ドガにとってバレエは、人間のありようを表現するものでした。綿密な研究の末にドガは、人間のある種の秘密をそこに見出したのです。本作で踊り子が演じているのはおそらく、パリ・オペラ・バレエ団によるモーツァルトの『ドン・ジョバンニ』劇中の「バレエ・ドゥ・ローズ」。 ドガは奇抜な視点からの構図で現代の都市生活を描くことを好みました。舞台脇のボックス席から観劇しているかのような、二人の踊り子を見下ろす視線。二人の表情やポーズの意図は読み取れませんが、お互いに視線を交わし合っています。 左奥には3人目の踊り子が見えますが、意図的に僅かな部分しか描かれていません。