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絵画からイメージ作曲2022.6.14(274)

「緑のショールの裸婦」コルヴィッツ 1903年

人の背中は物語るとよく言います。
背中が寂しそうだとか、
背中で語ってるよね、とか。
多分、背中からオーラというかエネルギーが出ているのでしょう。


人生の悲哀を醸し出すニ短調になりました。

ニ短調 8分の3アンダンテ

『緑のショールの裸婦』は、黒髪の女性の長い背中を描いたみずみずしい習作。女性は翡翠色のゆったりした布につつまれ、顔は見えず、アップの髪とわずかに丸めた肩には光が落ちています。このモチーフに関して、コルヴィッツはジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルの特徴を受け継ぐフランス美術から着想を得ました。2色で刷られたこのリトグラフは、繊細な光を帯びた肩のあたりに魅了されますが、それはメゾティントで描かれています。画家は肉体の部分を、紙自体の茶色を使って表現しました。

デイリーアートより

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