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「健康家族」というナイスネーミングのおむすび!
【1208むすび】 相田米店(練馬区南大泉)健康家族
《連続1560日目!》
4年以上かけて、全国のおむすび屋さんを周りながら1200個以上のおむすびの食リポートをしている。
梅や鮭、昆布みたいな定番の具もいいけれど、たまに珍しい具を見つけたりするとちょっと嬉しかったりもする。
今日は、そんな珍しくてハッピーになれる具のお話。
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練馬区の南大泉にある相田米店。
いわゆる、地域に根付いたお米屋さん。
でも実は・・
むすびたてのおむすびが食べられるみたいなんだ。
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こんにちは~
店内に入ってみた。
お米屋さんだけあって、各地のお米が量り売りされている。
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どうやら、注文用紙に書かれているおむすびを選んでオーダーすると、むすんでもらえる方式らしい。
どのおむすびにしようかな。
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ずらりと並ぶおむすびの名前。
その中に、すごく気になる名前を見つけた!
それは「健康家族」という名前のおむすび。
健康家族!
なんと不思議な名前だろう。
「健康」と「家族」
多くの人が、大切にしたいものだ。
例えば、「健康家族」をnote内で検索してみると・・
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約3000件の記事が出てきた。
さらに「健康 家族」で検索すると・・
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約10000件もの記事がヒットした。
こんなに多くの方の関心ごとである「健康家族」のおむすび!
ぜひ食べてみたいぞ。
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レジで注文して、しばらくたつとおむすびが出来上がってきた。
むすびたての熱々なのが嬉しい。
聞いてみると、新潟の近いお知り合いの農家さんで作られた特別なコシヒカリを使っているとのこと。
出来立てのうちにいただこう。
「いっただきまーす!」
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がぶっ。
はぐはぐ。
うはぁ。
うまい!
さすが、お米のプロのお米屋さん。
お米の炊き方が上手。ごはんが艶々で噛めば噛むほど甘みが出てくる。
気になる健康家族は・・
昆布にごま、じゃこが入った佃煮タイプ!
これは、ごはんにも合うし体にも良さそうだ。
そういえば、徳川家康と佃煮には関係があることを以前のおむすびレポートの中で書いたけれど・・
「健康家族」に家康の名前が入っているのは、偶然なのかな。
佃煮の発祥とされているのは、江戸の佃島(現在の東京都中央区)。
江戸幕府が開かれた時に、この地に住む漁民が、江戸前(現在の東京湾)で獲れた小魚や貝を甘辛く煮て食べていたことが始まりとされている。
実は、この佃島に住んでいる漁民は、徳川家康の命の恩人らしいのだ。
天正10年(1582年)6月、明智光秀の謀反が起こり、本能寺で織田信長が暗殺をされた。その時、徳川家康がいたのは大阪の堺。信長の死により、次に命を狙われるのは自分だと考え、急いで国へ逃げることになった。
しかし大阪の神崎川に差し掛かった時、渡る船がなく立ち往生してしまった。早く逃げなくては命が危ないのに、先に進むことができない。
この危機を救ったのが、摂津国の佃村(現在の大阪市西淀川区佃)の漁民たちなのだ。
彼らは手持ちの漁船と、いざという時のために備蓄しておいた小魚煮を家康一行に提供。日持ちの良い小魚煮は、厳しい道中を急いで進まなくてはならない一行を助けたとのこと。
それに大きく感謝をした徳川家康は、が江戸幕府を開く時に佃村の30余名の漁民も江戸に連れていき、特別な漁業権と住み場所を与えた。それが佃島なのだ。そこで作られた佃煮は、江戸の大名の食膳にも上がり、また参勤交代の際の江戸の土産として重宝されたそうだ。
練馬のお米屋さんで見つけた「健康家族」という名のおむすび!
ナイスなネーミングの美味しいおむすびでした。
ご馳走たまでした!
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