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鮭ぶらぼーと叫ぶぉーう!
【849むすび】魚商 (小田原)炭火焼き鮭
群雄割拠であり、その可能性は無限大とも言えるのが「おむすびの具」である。
その中でも、魚の「鮭」の果たしている役割は別格かもしれない。
その本体とも言える鮭の身もそうだし、いくらや筋子など魚卵部分も含めて、大人気の具になっている。
いや大人気というか、王様クラスと言えるくらいその存在感は大きい。
しかも、鮭は今が旬だ。
鮭を語るなら今がチャンスなのだ。
ということで、過去の記事を振り返ってみる。
●鮭
美味しいおむすびの話をしよう。
最近、「美味しいおむすびのお店の見分け方を教えてくれないかな」とよく聞かれるようになった。お米にこだわっていて、海苔が美味しくて、握りかたがちょうど良くてと、美味しいお店の要素はいろいろある。
それを見分け方として伝えるのは難しい。
でも、気づいてしまったことがある。
このチャレンジを続けていく中で、明らかにお店ごとの味に差が出やすい定番の具があることがわかってきたのだ。
もったいぶらずに言うと、
それは「鮭」。
他の具じゃダメなのかって?と思う人もいるだろう。
梅や明太子、昆布などの具は、おむすび屋さんで加工することが少なく、味も均一なものが多くて、実力の差が見えにくかったりもする。
その点、鮭はマチマチだ。
焼き鮭をそのまま入れる場合もあるし、わざわざほぐし身にしてくれている場合もあるし、フレークを使う場合もある。スモークサーモンやマヨネーズであえる場合だってある。手間を掛けて鮭にこだわっているお店は、おむすびにもこだわっている場合が多い。
つまり、おむすびが美味しいお店は、鮭のおむすびが美味しいと言えるのだ。
●いくら
その語源は、ロシアで「魚の卵」をイクラ(ikra)と呼ぶことから来ている。歴史を紐解くと、日本でも江戸時代などでは鮭がとれる地域では「はららご」や「ゾロリ子」などで鮭の卵は、食べられていたらしい。イクラとしては日露戦争のあたりにロシアからその製法(キャビアなどと近い)が伝わってきたことから広まり、戦後、日本中にも拡散して、今ではすっかりお馴染みの高級食材となったようだ。
ちなみにいくらが取れる鮭の県別水揚げ量で北海道は、なんと86%を占めているらしい。んっ。。
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わあああ。
。。。。。
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いくらがこぼれ出したあ。。。。
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●すじこ
こちらの記事によると、いくらとすじこには大きな差があるらしい。
それは価格だ。
なんと1キロあたりの価格が倍以上違うとのこと。
そのせいなのか、いくらに比べてすじこの生産量も下がってきているらしい。(以前はすじこの方が多かった)
こちらの記事によると2017年の国内生産量はいくら3130トンに対して、すじこがなんと50トンしかなかったとのこと。
そう。すじこがピンチなのだ。
身も卵も美味しいし、その全てがごはんと相性がいい。
ほんと鮭って、素晴らしい。
あーもっともっと鮭おむすびを食べたくなったぞ。
小田原の魚商おむすび六左衛門。
店内にはイートインスペースもある。
日本酒とおむすびが楽しめるらしい。
でも今回は、酒ではなく鮭!
炭火焼きの鮭おむすびをテイクアウトで。
さすが魚屋さん。
焼き加減が完璧なのである。
脂の乗った鮭を、丁寧に炭火で焼き上げていて、外側がパリッとしていて、中がジューシー。
特に、皮の下にあるゼラチン質が美味すぎる。
これひとつで、焼き鮭定食を食べたような満足感がある。
まさに鮭最高!
いや鮭ブラボー!と叫ぼうではないか。
新しく鮭おむすびランキングを作るとしたら、絶対に上位に入ってくる小田原の鮭おむすび。
ご馳走たまでした!
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