苔の楽園。大葉のおむすび。

【403むすび】かわばんち(川場)かぐら味噌大葉巻き

見渡す限りの苔、苔、苔。
映画もののけ姫を思い出させるような幻想的な世界が、ここに広がっていた。

群馬県と栃木県の県境近くにある丸沼高原。
山頂へ向かうロープウェイへ。

あっという間に、標高2000mの高原地帯に到着。

さあ高原トレッキングに出かけよう。

登山道は整備されていて歩きやすい。
ところどころ視界が開けている場所があって、日光白根山の頂を見ることができる。

遠くまで見渡せるような、展望スポットも。
通り抜けていく風が気持ちいい。

急にひんやりしてきた。
気がついたら鬱蒼とした森の中に。

そこは、苔の楽園。
さまざまな種類の苔たちが折り重なるように、深い緑の世界を作り出している。

聴こえるのは鳥の囀りだけ。

スゥーハァー
深く息を吸って、そして吐いてみる。

頭の中にあった、ごちゃごちゃしていたものがクリアになっていくような感じを受ける。

登山道を先に進み、2時間ほどでロープウェイに戻る。
あーお腹がすいた。

丸沼高原から車で1時間くらい、道の駅　川場田園プラザへ。

その中に店を構えるのが、「かわばんち」

地元で獲れるコシヒカリである雪ほたかを使ったおむすびが楽しめる。

選んだのは、季節限定の「かぐら味噌大葉巻き」

大きな紫蘇の葉に包まれたその姿。
あの深い緑色をした苔の世界を思い出させるなあ。

大葉の下には、ピリッとしたかぐら味噌が塗られていて、ご飯の中には漬物も！

汗をかいた後にぴったりの辛さと爽やかさ。

ご馳走たまでした！

おむすび神社と緑のおむすびの話も、よろしければ！

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