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風の時代、心の時代にぴったり!「チーズおかか おむすび 7選」
【942むすび】ごっつ食べなはれ(中目黒)おかかチーズ
風の時代。
それは、ものに縛られない生き方や、型にはまらない価値観が大切にされる時代だ。
この時代に重要になってくるのが、人と人とのコミュニケーションだったり想像力や思考力だったりする。
そのため、心の時代という人もいる。
今回は、この風の時代、心の時代にぴったりのおむすびを紹介したいと思う。
これまで、900日以上毎日、おむすびの食リポートを続けてきた。
そこでは、おむすびを食べてリポートするだけではなく、おむすび屋さんやスーパー、道の駅などおむすびを売っているお店のメニューを全部見て、その中から食べたいってと思えるおむすびを選ぶこともしてきた。
全国のそれこそ数万種類のおむすびを見てきたことになる。
そうすると、なんとなくおむすびの流れというものも見えてきている。
2000年以上続いてきたおむすびの歴史。
この歴史の中で、今の時代にぴったりの新しい価値観を持ったおむすび。
それは「チーズおかか」
チーズとおかかって、ちょっと意外な組み合わせ!って思われるかもしれないけれど、このおむすびを提供するお店が増えてきているのだ。
しかも、その多くは新しくオープンしたようなお店だったり、注文してから結んでくれるようなお店。
つまり、風の時代、心の時代をうまく取り入れやすいお店が多いのだ。
そこで、これまで食べたチーズおかかおむすびの中から、オススメのものを紹介したいと思う。
当時のレポートから、その味わいを抜き出しています。
(それぞれのお店で呼び名が微妙に違うところも面白い!)
❶工房膳(西日暮里)チーズおかか
熱々のごはんによって、チェダーチーズが溶けておかかと絡み合い、ごはんと一体化して口に入っていく。
チーズの芳香さとおかかの香ばしく深みのある味わいの組み合わせも絶妙だ。
❷えん(大手町)明太子チーズおかか
中に入っている、明太子は半熟!ここにとろーりクリームチーズとおかかの風味がプラス。
ピリリとまったり。
なんて、よくばりな味わいなんだ。
❸おむすびcafeころりん(戸田)おかか&クリームチーズ
おかか昆布とクリームチーズの組み合わせも絶妙だ。
懐かしいような新しいような不思議な感じがする。
おむすびもお店も、なんだかほっこりするな。
こういう時間や空間を提供してくれるって、素敵なことだと思う。
❹ありんこ(浦和)チーズかつお
中には、おかかがたっぷり!
そこに角切りのチーズがむすびたてのごはんの熱でトロトロになっていて、口の中で混ざっていく。
ごはんとおかかとチーズの奏でるハーモニー。
この組み合わせは、うまい!
札幌で40年愛されてきたおむすび屋さんの味。
❺小昼庵(新橋)クリームチーズおかか
とろけるようなクリームチーズに和風のしょうゆおかかの組み合わせ。これが絶妙に合う。
和と洋、今と昔。ミックスした美味しさが、なんか今の新橋っぽい。
サラリーマンの聖地新橋に現れた、お洒落おむすび。
❻穂の香(新宿)チーズおかか
おかかの旨みとチーズの旨み。2つの旨みが絡み合い、深いところで新しい味わいを作り出しているのだ。
チーズおかかの流れは、もう止まらないかもしれない。
やはり、明らかにチーズおかかの流れが来ている。
そして、今回この流れをさらに進めるようなおむすびに出会ったのだ。
❼ごっつ食べなはれ(中目黒)おかかチーズ
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時代に敏感な街、中目黒へ。
中目黒駅の近くにあるおむすび屋さん「ごっつ食べなはれ」
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たくさん並んでいるおむすびの中に、あった。
女性人気のマークがついているおむすび。
それは、「おかかチーズ」
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北海道産のクリームチーズを使用した、おかかおむすび!
ここはがぶっといこう。
クリームチーズって濃厚だし、深みもあって本当に美味しい。
しかしおむすびの具としてみた場合に、ちょっとごはんが進みにくい。どちらかと言うとパンとかカナッペとの相性が良さそう。
そこで、おかかの存在が重要になってくる。
おかかの魚介と醤油の旨み。
これが加わることで、クリームチーズの熟成された濃厚な旨みに一本味わいの筋が通り、これがお米とうまく合うようになる。
それは、今までにない価値観を表す。
おかかの旨みとクリームチーズの旨み。2つの旨みが絡み合い、これまでにない新しい味わいを作り出しているのだ。まさに時代にぴったりのおむすびなのである。
風の時代。心の時代。そしてチーズおかかの時代。
ご馳走たまでした!
あと58日。
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