マトリックスと仮想現実
「あなたは、赤い薬(現実)と青い薬(仮想世界)のどちらを選びますか?」
2021年12月17日公開の映画「マトリックスリローテッド」をユナイテッドシネマで観た。本作は22年ぶりの新作となる。
ネオはマトリックスの創始者と会って、自分たちのすべての行動はコンピューターの中で描かれたシナリオの中の出来事であると知らされる。そして最後の扉が、「トリニティを救う扉」と「ザイオンを救う扉」のどちらを選択するかを迫られる。そんな中、ネオは意識不明の状態に陥り、現実世界と仮想世界の狭間に囚われることになってしまう。ネオは人間とロボットの戦いに巻き込まれて最後まで戦うが、敵に取り込まれ自壊することで敵と共に消滅した。
そして、最新作の「マトリックスレザクションズ」が22年ぶりに公開された。日本が舞台となった場面もあり、世界では22日公開に先がけて12月17日に公開されています。
「目に見えるものが真実とは限らない。あなたが疑ったこともない目の前の世界は本当に現実なのか?」というキャッチフレーズにある通り、世界的企業のフェイスブックも2021年に社名をメタ・プラットフォームズに変更した。そしてメタバースの開発を事業の核に据えるとしており、仮想空間のサービスに力を入れてゆくという。
ゲームクリエイターの主人公のトーマス(キアヌ・リーブス)は、新作ゲームの制作を迫られていた。ネオは、機械によって蘇生させられて、ネオとしての記憶を自作のゲームのストーリーだと思い込まされてトーマスアンダーソンという名で普通の生活をさせられていた。彼は新作ゲーム制作のプレッシャーから逃れるために、精神科医から処方される青い薬を常用していた。そんなある日、喫茶店でトリニティ似のティファニーという女性に出会う。その日を境に、トーマスはこの世界の違和感に気づきはじめる物語。詳細は、映画館で確かめてみてください。