障害者雇用で働くということ②
私は
就労移行支援事業所に
通っていたので
就職後も半年間は
定着支援が入り
1ヶ月毎に
担当スタッフとの面談がある。
体調面の確認や
悩み事・困り事
会社に面と向かって言いにくいこと等
話を聞きに来てくれるのだ。
業務量についての悩み事は
その都度話していて
もっと仕事を与えて貰っても構わない話等
勿論会社側に伝えて貰っていた。
それでも劇的に
業務量が増えるだとか
希望に沿う変化はなかったのだ。
毎月面談の日までに
話したい事を
日々の何もすることがない時間を使って
あれやこれやとメモするのが
日課になっていた。
その中である日
気が付いた事がある。
ああ。
何もしなくてもいいのか。と。
就活時に学んだように
物足りなさとは
こういう事なんだ。
やり甲斐を
求めても
意味が無いのだと。
ヒマって辛いけど
障害者雇用という立場では
私の能力でできる仕事は
これ以上ないということらしいし
何もせずに給与貰えてるのなら
別にいいのではないかと。
そう。
私はきっと
多くを望みすぎているのだ。
「何もしてない時間も仕事のひとつ。」
そう思えたら
なんかすごく楽になった。
勿論、頼まれたら全力でこなすし
日々の最低限の与えられている仕事を
ミスのないように
何度も何度も見直して過ごす。
真剣に取り組んで
できる事を証明出来たら
この先任せて貰える事も
もしかしたら
増えるかもしれないし……。
後は
夕飯何食べようかな。
帰りどこに買い物行こうかな。
なんて考え事しながら
時間を潰す。
御局様の機嫌を伺うのも
自分から傷付に行くこともないし……。
そういうのもやめた。
無意識のうちに
一般の方達と同じ様に
働くというイメージを
勝手に描いていただけなんだ。
一般の方から見たら
障害者雇用の契約社員に
そこまで求めてないんだなと。
「何もしてない時間も仕事のひとつ」
中々すごいスキルを
身に付けたような
気もするが……
よくよく考えたら
精神障害の契約社員に
下手に多くの仕事を与えたり
何かを任せるなんて
向こうにとっても
また体調崩されても困るだろうし
高リスクだよなと。
烏滸がましい事考えてたな……
なんて思ってしまったw。
働き始めて3ヶ月~の
気持ちの変化。
そして現在7ヶ月目になった。
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