COMITIA145 ありがとうございました!
COMITIA145、ひたすらにありがとうございました。
会場に来てくださった方も、遠くから見守ってくださった方も。
つづりたいことがたくさんありました。
文字書きが苦手なので画像多めでお送りいたします。
今回の新刊「そらの子供たち」について
表紙の絵は「サイアノタイプ」といわれる写真の技法で制作しました。
日光写真、青写真ともよばれるものです。
「そら」の力を借りた作品を作りたかったのです。
いつか個展でもできることがあったら 展示してみたい。
収録作品のうち一際ページ数の多い「Wata」はこれでいいのか自問自答しながら、それでも私の思いは直球で描いたと思います。(わかりやすいか、没入できるか、共感できるかや技量の面は置いておいて)
Kindle版でのあとがきで少し綴りましたが、どうしてこの話を描いたのか、自分のカンボジアへ渡航した際の記憶と紐づいて、更に2022年から2023年の時世に動かされたのだと思います。
「そらの子供たち」ではあとがきは描けませんでしたが、奥付のイラストがぜんぶ私の代わりに気持ちを語ってくれるとよいなと思います。
「デヴァイセズ」においてはアドバイスをくださった先生、共に一日中をかけてネームを仕上げた仲間のみなさんのおかげで完成した作品です。
この作品がきっかけで、8月は、3作の短編を仕上げることができました。
本当に、ありがとうございました。
主観で言うとこの一冊は「遠くに思いをはせる物語たち」になったと思います。
そんな作品でもお手に取ってくださる方がいる、
気にかけてくださることがいることに感謝しております。
描き下ろしの「レ・バス・パッセ」も楽しんでもらえるといいな。
8ヶ月間くらい?筆をとれなかった私の復帰作…と言いたいところではありますが、またいつ描けなくなるか、人生綱渡りなのを実感しておりますので、また落っこちたりするかもしれません。
でもね、できればこんどは、自分でも愛しいと思えるぐらいの「物語」を描いてみたいです。たやすくないですが。
「物」を「語る」ということについて考えています。
ただただがんばりたい。
それと、「グリザイユのままで」を描いてから1年です。
そうそう、初作の「サラウンド」展示品もお買い上げいただきました。
本を廃棄するのは心苦しく思っていたので心からありがとうございました。
2019年にはじめて作った本でした。すべて人の手に渡ってもらえてうれしい。
いろいろなひとのおかげで描けてます。
さいわいです。
うまくまとめられなかった。
いつも本当にありがとうございます。
これからもどうかよろしくね