Excelで見るウイングスパン ~鳥カードの一覧表~
※2024年3月3日追記
この記事のデータではアジアの鳥が入っていませんが、次の記事でアジアの鳥90枚を追加したデータがダウンロードできます。
おはこんばんちは。ジョーイです。
いやー疲れましたな。
なにが疲れたってサムネどおりですよ。
鳥カード356羽のデータをExcelに手入力してたんです。
なぜそんなバカげたことをしたかというと夢の中にウイングスパンの神さまが出てきまして、
「ジョーイよ、今こそ鳥データをまとめるときじゃ。
さもなくばヒクイドリの本気蹴りを喰らわせる」
このような脅し導きのお言葉を賜りましたのでデータの作成を決意したのです。
というのは冗談ですが、実は前々からswitch版の鳥図鑑に少し不満があったんですよ。絵が動いて鳴き声や説明音声が流れるのは素晴らしいんですが、調べたいときや比較したいときにソート・検索機能がもうひとつだな~と感じてました。
例えばプレデターの期待値という以前の記事でそれぞれ比較したときも、捕食者カードだけをソートできたらいいのにと思いました。
それから私はよくあるんですが、
「この鳥に似た能力ってなんかいたよね、なんだっけ?何種類いたっけ?」
というようなときに検索する術が無かったりで、もどかしく思ってました。
ただでさえ欧州の翼に加え、大洋の翼が配信され鳥カードが95枚増えたことで検索が難しくなっているのに、今後の拡張まで考えるとどこかで自分が使いやすいデータベースを作っておいたほうがいいだろうと判断した次第です。
ということでとりあえず入力し始めたんですが、Excelなんて使ったの学生のとき以来でさっぱりわからないままの見切り発車でした。
多分完成したらいろいろソートとか検索とか便利になるんだべな?という軽い気持ちで各項目を増やしていったら、1羽に対し30個もの項目を設定してしまい後から後悔するなどしましたが、なんとか形になったのでシェアしたいと思います。
あ、アジア(東洋の翼)は入ってませんのでよろぴこ。
データはWindows11でoffice2019を使用して制作したので、その他の環境でうまく表示・動作するかは調べてません。ご了承ください。
セル内の表記は私が普段使う単語で入力しているので、分かりづらかったらすいません。特に巣の形状や餌コストの名称が馴染みがないかもしれません。お手数ですが自由にカスタムしてください。加えて数値の間違いや入力ミスがあったら教えていただけると助かります。
なおデータは個人の利用に限り、二次配布や商用利用はできません。
<データの内容>
中身はこんな感じです。
1.名前 2.勝利点 3.翼長 4.巣の形状 5.卵のストック数 6.生息地
7.餌コスト 8.嘴の向き 9.拡張区分 10.能力区分 11.能力説明
ここまではswitch版の鳥図鑑と一緒です。右にスクロールすると能力のカテゴリーみたいな項目が出てきます。
12.蓄え 13.差し込み 14.捕食者タイプ 15.群れ形成タイプ
16.餌が増える 17.餌が減る 18.卵が増える 19.卵が減る
20.鳥カードが増える 21.鳥カードが減る 22.ボーナスカード関連
23.他プレイヤーへの干渉 24.餌箱外のダイスロール 25.餌箱のリセット
26.カードトレイ上への影響 27.鳥のプレイ(追加・同時出し)
28.横向き2枚分としてプレイ 29.渡り鳥 30.コピー能力
31.ラウンド終了時に2枚分として集計
以上のカテゴリーに分けました。多い、多すぎる。
ここの✓の有無でソートしたりすることによりデジタル版ではできなかった抽出ができるようになります。多分。
補足説明になりますが、11.の能力説明は元のカード説明文丸写しではなく、嚙み砕いて書き直しています。そのため表記が揺れていたり不十分だったりしますが、しっかり読まなくても分かっている人向けだとご理解ください。
加えて各説明文の頭に番号を付けました。私が勝手に付けたナンバリングなんですが、一応「近しい能力は近い番号」にしたつもりです。
この欄をソートして順番に並べるだけでも、そこそこ似た鳥が一箇所に集まってくると思います。多分。おそらく。
<どのように使うのか>
では実際に活用するやり方をいくつか例題をあげて書いてみます。ただ私はExcelに不慣れなので作業手順がおかしいとか、もっといいやり方がある、みたいなことがあるかもしれませんがご了承ください。
例題1. 渡り鳥って何種類いるの?
AD1のセルを選択し「並べ替えとフィルター」から降順*を選ぶ。これですべての渡り鳥が一番上に集まってきます。
全部で8種類いることや、すべてベースゲーム(基本セット)の鳥であることなどがわかります。
例題2. 草原で鳥カードを獲得できるのはどんな鳥?
G2のセルにあるフィルターボタン(下向きの三角形)を押す。
生息地のチェックボックスを
森林・草原
全て
草原
草原・湿地の4つだけにしてOKを押す。
その後U1のセルを選択し降順ソートを適用する。
これで草原に出せる「カード+」の鳥が上部に集まります。
ただこれだとコマツグミなどカード交換系の鳥なんかも集まりゴチャついてしまいます。
もし新規のカードを獲得できる鳥だけを確認したいのなら、アメリカズグロカモメなどの能力説明番号(152)をおぼえておき、L1のセルを選択→降順ソートをします。
そうすると152番の前後に草原で新規鳥カードを獲得できる鳥が集まっています。
例題3. オウギアイサがコピーできる湿地のプレデターは何種類いる?
G2セルのフィルターボタンで湿地に出せる鳥だけを抽出する。オウギアイサがコピーできるのは起動時能力だけなので、K2セルのフィルターから起動時のみにチェックを入れる。
O1のセルを選択し降順ソート、これで上部に集まった鳥がコピー可能な鳥たちです。ドラッグしてセルを数えると22種類が該当していることがわかります。
さて、こんな感じで例題をあげてみましたがいかがでしたでしょうか?
これができたからってなんやねん、という感想でしょ?ワシもそう思う。
しかしこういったことがデジタル版だけではできなかったこともまた事実。それにアナログ版(ボドゲ)のウイングスパンしか持ってないし、それしかやらないという人には意外とこういったデータベースが重宝するのかも。
知らんけど。
そして今後新たな拡張パック(DLC)によって鳥の種類が500種類、600種類と増えていったときに、この形式の必要性が増してくるはずです。
多分。おそらく。メイビー。
ということで最後までお読みいただきありがとうございました。
言い忘れたけど並び替えたセルを初期状態に戻したいときは
B1セルを選択→昇順ソートで戻るはずです。
各フィルターボタン(下向きの三角)を戻すのも忘れずに。
ではまた。