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土(tuchi)
2022年6月15日 23:18
タリムの誕生日記念で限定公開。本来は終盤で明かされる予定の過去エピソードです。今話は過去編の後、第一話が始まる直前のお話。過去編(第四話)はこちらから。1998年6月15日、機関『……二ホン?』「ああ、今日からこの国で過ごすんだ」 私の護衛、黒鵜先生がそう言った。『私って、この間までどこの国にいたの?』「機密事項だ」『えー……。どーせまた、ほとんど外に出られないんでし
2022年6月15日 22:27
前回はこちら1998年9月 茨先生は僕を他の部屋へ連れて行き、話を始めた。 タリムはついてこなかった。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~1990年(八年前) 現在のタリム達が住む町から少し離れた山奥に、隕石が落下した。 黒鵜、茨、アズニャル博士が所属する機密機関はその調査をすべく、準備をしていた。機関施設 黒鵜と、金髪の優男……カー
2022年6月10日 21:26
前回はこちら1998年9月動物園に行ってから、翌週の放課後の学校廊下「タリム、今日は買い物寄ってくぞ」『わーい、おせんべー』「炭水化物ばっかり食べるんじゃありません!!!」 なんだかんだでコイツの世話にも少し慣れてきた。 手間のかかる妹だと思えば可愛くも……。『ほんと、ママみたいなおじさん。略してママオジ』「全然可愛くねえ!!ママオジ呼ぶな!!」『えー、しつれいですよ