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周防大島へ移住した野菜を愛する料理人のおはなし
第8話
プチ都会暮し
小学校の6年生になると90代の祖母は西条町と言うこれまでより街中の病院に入院する事になります。
同時に家族も街中へ引っ越し、それまでより少し都会的な生活が始まります。
引っ越してしばらくすると国立大学が移転したり、新幹線の駅ができたり、隣の市に空港ができたりといっきに整い始め、一時は人口増加率ランキング日本一なるほどの街になってしまいました。
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今では地形が変わる程発展して、昔の面影はほとんどなくなってしまいました。マクドナルドが初めてできた時に順番待ちで何キロも渋滞していた頃を懐かしく思います。
酒都西条
西条は昔は灘、伏見と並んで日本三大酒どころと呼ばれた程の酒どころ。駅前だけでも7蔵ほど?酒蔵が密集しています。
軟水と言う酒造りにとってはマイナスの環境の中、杜氏集団が研究を重ね生み出された吟醸造りと、当時はまだ水車などを使って僅かに磨いていたお米を、西条では全国に先駆けて機械で大幅に磨いていたようで、雑味を取り除いた精米技術と吟醸造りが合わさり、しばらくは賞を独占していたようです。
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因みに私は以前、野菜を肴に日本酒とワインを楽しむお店をしていました。お酒が呑めないのに利き酒師の資格をとって、いつもフラフラになりながら全国の色んなお酒を呑んでは、料理との組み合わせを勉強していました。
今は世の中にいいお酒が沢山あるので、西条も昔の様な熱い時代が来て欲しいと思います。
また話が横道にそれ過ぎましたね
でわほいじゃーね