つぶやきトマト

東京都生れ。 映像関係の仕事に長年たずさわってきました。 最近はwebの可能性に興味をもっています。 実益をかねてPC自作や棚づくりなど手作業がすきです。

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最近の記事

映画『1秒先の彼女』は可愛らしいファンタジー

少し前の映画だが、忘れられない映画なので、どうしてもふれてみたくなる。 映画『Ⅰ秒先の彼女』は、半分ファンタジーの爽やかな恋愛映画である。 話の前半分はテンポもよく、ウィットにも富んで、楽しい。ドタバタチックな喜劇は、香港映画や韓国映画のくせのある脂ぎった匂いがないのが新鮮だ(これは台湾映画)。というか、よくよく練られた展開に、安っぽい日本映画の恋愛ものに比べて、うらやましくなる。 後半は、「得した1日」での出来事と、そのSFチックな理由が明らかになるが、いまいちすんなり来な

    • 映画『トラップ』は罠だらけのシャマラン監督会心の傑作

      ナイト・シャマラン監督の映画を好きで観るひとは多いと思うが、私もその一人でほとんどを見ていると思う。彼の映画はミステリーの底流の上に恐怖の味付けがあって、最後に種明かしのカタルシスがあるという展開だ。それぞれの段階での映像や演出が巧みで、ぐいぐい引っ張られてエンディングにたどりつく。私はこの快感が好きだが、全体の整合性をもたせるためでもあるが、途中に複雑な展開があって、そのあたりで納得しない人は、映画を高く評価できなくなるかもしれない。 観客の立場では、次にどんな展開なのか

      • ノートe-POWERを実体験から勧める理由

        ノートe-POWERに乗ってかなり馴染んできた。そろそろはじめに感じた印象も確信に育ってきた部分もあるので、書いてもよいのではないか、と思うようになった。 私もそうだったが、ほかのハイブリット車でよいのではないか、という判断は最後まで尾を引く。だからかなりの確信をもって一線を超えるような決断が必要になる時が来る。なので、そのあと押しがしたいと思って書き始めている。 なぜここまで思いをつよめているかというと、車の特質についても、将来的な展望においても、現状への配慮においても、こ

        ¥150
        • 映画『花嫁はどこへ?』はハラハラホロッとする人情深い映画!

          喜劇ではないし、サスペンスでもないし、予告編だと誤解するが、本当は心温まる人情ドラマ。 インドの打楽器をつかった出だしの音楽は、ポップで新鮮で、これだけでも十分に価値がある。インドでもさすがに、花嫁を取り違えるというのは、そんなにあり得るという話でもないのか、取り違えが起きるまでの描写が念が入りすぎて冗長に感じるが、そのことが起きてからの展開は、ハラハラありでとても映画的だ。そのハラハラ感でずっと引っ張っていかれて、映画のキモは最後の方であきらかになる。それは、よくあるサスペ