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なんでか隠れてしまっている個人的おすすめ商品の紹介をしてみた。

東北では霜が降り、北海道では初雪が降ったというが、流山ではカーディガンやパーカー一枚羽織る程度の季節がやっときて心が躍っている最近である。(と思ったら急激に寒い日がやってきて、混乱)
夏がとにかく苦手なので、やっと暑い時期を乗り越えて涼しくなると気が付かない間に浮かれているようだ。
気が付いたときには少ない休みたちには予定が次々と入り、開催の合図も聞いていないのに自分との体力勝負大会が開かれていて、慌ててどこかで帳尻をあわせるということばかりやっている秋が来て、そして冬の背中があっという間に見え始めた。
ところで私は季節の中では一番秋が好きだ。
秋は何がいいって、湿度がやっと下がってくるので布団を干すのに最適な条件がそろってくるところが最高なのである。

布団を干す行為が生活のあらゆる家事の中で一番好きだという話

わたしは下手したら赤子がいる家庭より年中頻度高く布団を干しているんだけれど、その理由を聞かれたら「ただ、好きだから。干した布団で寝るのが」というしかない。ただ好きなだけなので、それに対して労力をかけてもやりたいと思う感情が、家事というよりは趣味という域に近いんだと思う。(なんかうるせえな)

昔からふかふかの布団で寝るのが好きだったので、実家では日中、たくさんの布団が仕舞われていた押し入れの中、一番上に陣取ってぐ~すか昼寝をすることが至上の幸せだったのを思い出す。
なので今も、マットレスだとなんだか落ち着かず、すのこ状になったベットフレームの上に敷布団を2枚重ねて幼き頃の幸せな体験と同じものを再現しているんだけれど、幸いなことに私の部屋には6畳くらいある広めなベランダが繋がっていて布団を干すのに最適な位置取りをしている。
そこにすべての寝具を干す。

湿度は干す時間帯に60%を切っているとベストで、前日に雨が降っていない日が良いし、この時期になってくると結露があるので10時ぐらいから14時、または14時半ぐらいまでに回収するのが理想で、敷布団などは12時ごろに裏表ひっくり返してあげると最高な状態なわけだ。
なので布団を干そうとするときは、天気予報の一時間ごとの天気や湿度、そして風速までなんとなくチェックしてあげるといい。風速は思いのほか強いと普通にとんでいく。

人間は意外と寝汗をかいているのでその水分を飛ばしてあげるんだよねえ。
ちゃんと布団を干すと水分を吸って重たくなっていた寝具が空気を含んで、本当に「これに変わる幸せはこの世にない」と言いたい気持ちになる。(これに変わる幸せはあるが、その種の幸せはいくつ持っていても良いものです)

あと落ち込んでいるとき、なんか気分が晴れないときは布団干し指数が微妙でもせめて枕だけでも干すことにしている。
寝ることに重きを置く人間としては頭をつけている時間が長いものをリセットすると、改めて考えもリセットされて風が通るように感じるんだよね。もちろん布団乾燥機でもいいと思う。でも私は干せる場所と条件がそろっていて、干すという面倒な行為を楽しんでいるので手間をかけているに過ぎない。

こういうときに根っからの平民だな~~!前世を見ても何代もきっと平民だな~~!って思う。
ひとつひとつの生活を楽しむことはとても贅沢なことになりつつある今だけど。

おすすめですよ、布団干し。おいでよ、布団干しの沼。(なんか嫌だな、布団干しの沼)


たまにはおすすめ商品紹介をさせてほしい話

さて今回は店(真澄屋)(これを書いている人間が運営しているオーガニックショップのこと)の隠れた(?)おすすめ商品紹介でもしてみようかと思う。隠れさすなよとは思うが、いろんな人の要望に長年かけて応えていった結果、商品がこの店の規模にしてはとても多い方だと思うので大なり小なり埋もれてしまう商品も……あるよねえ~~~!(諦め顔)
店舗運営ってけっこう難しい。SNSに毎日投稿するのに何行も紹介文を長々と書くのは大変だし、身体が足りない。けど、しゃべりたいってことってある。
ということで、私は好きだけど、あまり知られていなそうな商品・改めて推したい商品を紹介してみます。

では、行ってみよ~~!

・アリサン/ドライイースト7g×3

これはねえ、ま~~~~~じで知られてない気がするけど、まじでおすすめ天然ドライイーストです。天然酵母での発酵物は何度挑戦してもあまりうまくいかず、いつも負けてしまうんだけれど、このドライイーストは上手に発酵もするし、発酵しすぎても美味しく食べれる。カフェではワッフルをおやつとして出しているんだけど(あたくしはベルギーワッフルが超好き)、これで一晩冷蔵庫の中でゆっくり発酵させる方法が一番手間もかからず、冷凍しても再度温めたときに味が美味しい。おいしいんだ…!

・アフガンサラン/シルクロードのドライフルーツ&ナッツたち

これは普通に全然隠れてないし、売れているんですけど、あんねえ、むちゃくちゃうまいのよ。有機認証はとってないけど、無農薬で作られているよ。
果物が豊富に育つ地で健康に育ち、天然の風と日光によってしっかり乾燥されたドライフルーツ&ナッツは一般的に食べるものとは一味も二味も違う美味さがあり、何度食べても衝撃を受けます。まじでうまい。
あと、アフガニスタンは国⺠の8割が農業に従事している農業⼤国で、長らく政治の混乱が(内戦などもあり)続いている状況。
銃を持って戦うではなく畑を耕し、種を蒔き、宝⽯のようなフルーツを育てている農家さんや女性の就労を応援するためにも、現地で適正価格で契約して継続的に取引を続け頑張っていらっしゃるアフガンサランさんです。うちでは扱えてませんが、アフガニスタン産の手織り絨毯も割合手頃で、むちゃくちゃかわいいのが売ってるので是非見てみてくださいませ~。

・グレイス・ラム/CORCOR

南大島のサトウキビを原料に、砂糖(ざらめ)を造り出すときに副産物として産出される「糖蜜」を発酵させて造られたこのラム酒。
わたしはあまりラム酒をたしなむタイプの人間でないので(もっぱらビール党)、一般的なラム酒との違いを説明することは難しいんだけれど、とにかく、本当に香りがすんげ~~~いい。上質な甘さを含んだとてもセンスのいい香りがするんだよね。よくこのラム酒でドライフルーツを漬けておいて、フルーツケーキなり何かしらのケーキを焼く際に少し入れたりするんだけど、これをちょっと使うと一気に品の格が上がって、立派な味に箔が付く感じがする。これの香水なら欲しい。

・平譯さんの畑から/小豆

言わずと知れた豆なんですけど、平譯さんの豆はねえ、どれも本当に美味しい!!平譯さんは、北海道十勝平野にある幕別町で40年近く、農薬も化学肥料も使わずに豆を栽培していられる方。豆が完熟するまでじっくり待ち、乾燥機をつかわずに自然の風で乾燥させた後に収穫をしているのが特徴ですわね。自然栽培で完熟した豆たちを十勝平野の冷たい風でゆっくり乾燥させるからこそ、どの品種を食べても豆自体がとても美味しくて、お砂糖を入れずに炊いても勿論美味しく食べれます。真澄屋が毎年年末に作っている「特製あんこもち」も、平譯さんの小豆を使って炊いております。
まあ、今頃は去年収穫の豆が終わってしまって、新しいものを待つ時期なので少々種類や商品は少なくなったり欠品したりするんですが、ある時は大体あるのでね!見かけたら食べてみてください。本当にリピーターの多い生産者さんの豆です。

・トレテス/乾燥糸こんにゃくぷるんぷあん

これね、まとまりのが10個くらい入っていて、必要な分をべこってとって使うんですが、ちとタピオカ粉が入ってるからか食感が良くていくら煮ても崩れないし、乾燥してて長期保管が出来るから鍋にも肉じゃがにもなんか、いれると美味いんだよね…。けっこう膨らむし…戻してからじゃなくて、煮ているなかに突っ込んでおくといつのまにか戻ってるし味を吸ってるしで、あたくしは大分好きです。お腹溜まるしね。

・坂利製麺所/手延べ葛麺

これは常に推しているのでべつに隠れてもない。グルテンが強くて伸ばしやすい小麦粉を使うのが主流だった時に、国産小麦と本葛だけを使って作ったこちらの商品。葛が入っているからつるつるとしながらもコシがしっかりしていて、ほんっっっっっとうにうまい。安かないんだが、これを食べてしまうとちょっと他の麺がしょぼく感じてしまって、ついつい手が伸びてしまう逸品です。年中いつ食べても美味しいんだけど、やっぱり少々疲れがたまっているときに食べると余計染みるね…。
一時働いていた保育園にも卸しているんだけれど、ばくばくたべてもりもりお代わりする小さき魂を見ていると「だよね…わかる…うまいもんな…」となった記憶があった。ふつうに手土産としてもおすすめです。

・ライブコットン/2重レッグウォーマー 55㎝

これね、もうこのライブコットンの2重レッグウォーマーのシリーズを年中履いているので隠れているとかそういうんじゃないんだけど、この55㎝は足首から膝まで隠れんのがとにかくよくて…!膝って結構冷えるよね?!冷えるんですわ。内側に吸湿性・放湿性に優れたシルクを、外側に保温性が高いウールをという風に作られているので暖かいのに蒸れにくく快適で冷えにくいのが最高です!
長いのが面倒であれば足首だけとかも色々展開があるですよ~~ん。
冷えは万病のもとなのでね。

・恒食/黒糖ふがし

なんかふがしってたまに食べたくなるよね。好き。


といった風に本当に一部に過ぎないですが、紹介してみました!
まじで店には商品がいっぱいあるので、なんか知りたいことがあったらとりあえず聞いてもらったらお話しできることもあるかもしれないし、(知らない可能性ももちろんあるが)、ぜひ聞いてみてくださいませね~~

さて、おせちのカタログを発行しなければ………今年があと2ヶ月だなんて…。

次回予告の話

次回は初めてお題箱に届いたお便りを元に「マサちゃん(母)」のことを書いてみようと思います~~!



何かしらあればこちらでも

いついかなる時も何を書こうか悩んでおりますので、なにがしらの質問や読んでほしい本などあればなんでもどうぞ!という気持ちで、お題箱おいておきます。よろしくね
なんでもどうぞ (@masumiya_kabu) | お題箱 (odaibako.net)


◎八百屋真澄屋 日曜日ー金曜日10:00〜19:00 
 定休日 土曜日
◎百笑カフェおおきなかぶ 日曜日ー木曜日11:00〜15:00
 定休日 金曜日、土曜日
 〒270-0157
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真澄屋(@msmy5328) • Instagram写真と動画


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