【cinema】僕と世界の方程式
2017年13本目。
平日休みを取った時に、連続3本見たうちの2本目。ちょっと中弛みしかけたのが惜しい。(つまりウトウトしたということです)
自閉症スペクトラムと診断されたネイサンは、他人とのコミュニケーションは苦手だが、数学に関してはずば抜けた才能を持っていた。普通の学校では適応できない息子の才能を伸ばそうと、母のジュリーは数学教師ハンフリーズに個人指導を依頼。ネイサンは国際数学オリンピックのイギリス代表チームの一員に選ばれるまでになる。バターフィールドが主人公ネイサンを演じ、エディ・マーサン、レイフ・スポールらが脇を固める。(映画.comより転記)
エイサ・バターフィールドと言えば、私が見たことがあるのは「縞模様のパジャマの少年」です。今回もそうだったけど、彼の特徴は、本当に透きとおったブルーの瞳です。幾度となくその瞳が大写しになるんですが、吸い込まれそうってこういうことかと。
実話だそうです。自閉症スペクトラムがテーマになる作品って最近増えてきました。映画じゃないけど、「夜中に犬に起こった奇妙な事件」もそうです。今回のストーリーは、中国人の少女との出逢いで、彼の世界が格段に広がっていくという話なのですが、今まで愛すること、愛されることがどんなことなのか理解できなかったネイサンが、チャン・メイの存在で、全てが公式のようにはまる瞬間が描かれています。そこのあたりは、ウワァ!って思います。感動。
国際数学オリンピックってあんな感じなんですか。自分とは100%無縁な世界なので、今まで気にすることもなかったけど、あれ、日本も結構強いんじゃなかったっけ。この映画では中国がダントツ強いみたいになっていたけど、シンガポールとか強いんでは。ま、いいか。
何かいつもより書くことがありません。この映画は中国へと去っていくチャン・メイを追いかけて行って、間に合って、その後電車の中を語らいながらのハッピーエンドなんですけど、いやはやそううまくいくんでしょうか。というイジワルな考えが浮かんできて…。
多分何ヶ月か経ったら忘れてしまうかもしれない内容だけど、まぁイギリスの郊外の風景が垣間見えるのと、対して台湾の雑踏の風景が際立っていて、そこは良かったかな。あと、いろんな映画の寄せ集め的な感じがしないでもなかった。ハリーポッターとか…。