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【cinema】ボブという名の猫 幸せのハイタッチ

2017年67本目。

結構期待して、ルンルンで見に行ったもの。
猫大好き。きっといい話に違いない。大ヒットしたんだよね?

で、どうだったか。

ロンドンでプロのミュージシャンを目指すジェームズは、夢を果たせず、薬物に依存、家族にも見放され、ホームレスとしてどん底の生活を送っていた。そんな彼のもとに迷い込んできた一匹の野良猫。足をケガしていたその猫はボブと命名され、ジェームズはそんなボブを有り金をはたいて看病する。それ以来、いつも一緒に行動をともにするジェームズとボブ。そんな彼らの姿は次第に世間の注目を集めるようになり……。 (映画.comより転記)

正直申し上げます。全然私自身の心の琴線には触れなかった。それはそれは猫のボブはかわいかったです。でも主人公のジェームズって、言わば猫頼み、だよね。いいヤツってのもわかるし、歌もある程度心にしみる。それでも目新しいものなんてないし、ボブがいてよかったね!ってことくらい。同じようなジャンキー仲間がいて、その彼はみるみる間に転落していくのだけど、ジェームズと彼との違いは、ジェームズの方が心根が優しくて、ボブがいたことだけじゃないかなぁと思うのです。(「だけ」が大きいのかもね。世の中そんなものよね)

あと不自然なくらいジェームズが男っぽくない。多分父親との確執にもよるのかもしれないけど、ジェームズにはそれくらい「オトコ」が感じられない。そのくらいの年齢の男性って、あんなことやそんなことばっかり考えてるもんじゃないんでしょうか。目の前に魅力的な女の子がいたら…。違うのか? 何だかとっても不自然に感じたのは、私が穿った目で見過ぎなのか?

実話だって言うし、後味もいいし、「いい」映画なんだろうけども、私は何とも言えない感じでした。全然比べる対象じゃないし、猫が出てるってだけが共通点だけども、「ハリーとトント」とは雲泥の差なのよ。音楽がよくて、猫がかわいらしいというのは、いい映画の要素ではあるけど、そこに何かしらのスパイスが必要で、私には今回は物足りないなって思った次第です。一体私はこの映画に何を期待してしまったのかしら。

しかし、あと30本以上レビューが残ってますので、駆け足で進みます!
もし、見た方がいたら、ココが素敵なのよってまた教えてください!!

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