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閉鎖か譲り合いか

公園の閉鎖について

4月7日に行われた安倍首相の緊急事態宣言の中で「このペースで感染拡大が続けば、2週間後には1万人、1カ月後には8万人を超えることになる」と発表した。

昨日18日で発令から2週間を待たずして1万人を超えてしまった。これは一体どういうことだろう。緊急事態宣言が出たのにも関わらず感染ペースは落ちていない。つまり、海外のロックダウンとは全く違う手法ではコロナには歯が立たなかったということだろう。そこには人的な移動制限が足りなかった、今までのPCR検査手法では十分な陽性者の洗い出しができなかったなどの複数の要素が絡んでくるとは思うが、早急なプラン変更が求められる場面だと思う。

人が外に出なければウイルスの移動手段が断たれ感染は広がらない。そのための外出制限(自粛)であるものの、そうは言っても家に閉じこもっている子供は外に出たがるし大人も飽きてしまう。しかし、イギリスなど感染が進んでいる国ではそもそもの必要最小限の外出しか許されていず外で子供が遊ぶなんていうのはもってのほか、もっと厳しい国だと逮捕どころか射殺され国もある。すごいストレスの下で生活をしている。

こんな時期に公園で沢山の子供達が遊んでいて危険じゃないかとの苦情が入れば行政としては何か対策をせねばならず責任を取りたくないのでとりあえず「閉鎖」という処置をしてしまう。
感染が止まらないのに何言っているんだというのが海外からの意見。もっともなことです。でも、日本では強制はできないというおかしな事になっている。そのことを考えると「やはり、このまま感染が進むと日本自体が沈没するかも知れないので外で遊ぶのは自主的に禁止にしよう」となるのか「強制はできないのだから、三密にならないように公園を使うときは番地ごととか自治体でルールを決めて譲り合って順番に使っていこう」と妥協案にするのかのどちらかしかないでしょう。しかしここで注意しなくてはいけないのは、生活のためとか生きていく上でどうしても外出しなければいけない時には「三密」を避けようという原則です。三密にならなければ何をしてもいいという事ではない。

重要なのは今まで私たちがしてきたことの結果が感染者1万人越えという事実。私たちは間違っていましたと認めないと未来がないことを肝に銘じ判断をしたいところです。

ちょうどニュースが入ってきたところです。

WEDGE 土方細秩子 (ジャーナリスト) から抜粋

「米国の感染の中心地であるニューヨーク市では、小児科医のダイアン・ヘス氏がCBSテレビのインタビューに答え、「子供の80%は感染していると思う」という衝撃の意見を述べた。子供を検査することは稀で、恐らくは子供の8~9割は無症状と考えられる、というのだ。これは実際の子供の死亡率は0.5%を遥かに下回る、というグッドニュースである反面、多くの子供が知らないうちに家族などに感染を広げている、というバッドニュースでもある、と同医師は指摘している。」

もっともこれは確定されたものではないですが、参考にはなると思います。


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