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NikonZ9を使ってみて・その1

最近動画に興味が出てきてしまい、メインカメラのCanon、Nikonからビデオ専用機Sony FS700そしてSony α7S3を導入して撮影してきました。α7S3は動画では素晴らしいのですが、いざ写真も押さえたいと言うときにちょっぴり画素数が足りないのが少しだけ不満でした。
そこへNikonが動画が撮れるカメラを出してきました。それまでは一応動画も撮れます的なイメージでしたが4K120Pはもちろん8K30Pまでも撮れちゃう結構気張ったスペックのZ9というモデルを売り出しました。

オシドリ Tamron150-600

Z6,7と一番違う点はAFの多様さだと思います。被写体を識別してピントを合わせてくれるのです。写真の場合は鳥にセットすれば鳥をカメラが見つけてピントを合わせてくれる。(合わないこともあります)
それと、ピントの正確さ。モデルさんとか大きな被写体だったら安心してピントはカメラ任せに出来ます。
それとプリキャプチャー機能が搭載されました。過去を遡って映像が記録できるので、今まで取り逃していた瞬間が容易に撮れる優れもの機能です。ようやくユーザー目線で製品開発がされて来た事を実感しました。
これが動画となるとワンテンポ遅れてしまうが、なんとかピントを合わせてくれる。今までは動画で飛んでいる鳥を撮影する時は2~3世代前のAF速度でしか撮れなかったのが、一応AFで鳥の飛翔を撮影できるようになったのがすごい進歩です。しかし飛んでいる鳥のAFでは、まだソニーの方がちょっと優れています。

ルリビタキ Tamron150-600

写真はいかにもNikonらしい絵作りで安心できます。
でも、一つだけ文句があるのがその大きさと重さです。
Canonも対抗馬としてR3というモデルを出してきました。これが実に絶妙なポジションを突いてきて視線入力AFを付けてきた。動いている(飛んでいる)鳥などでをロックオンをさせる使い方では意外と使えそうな感じでした。それとサイズ感と重さがとても良い。
対してNikonは動画性能を重要視して大きなバッテリーを積み、CMOSの放熱の為大きなボディーが必要になったのでしょう、私にはちょっとだけ大きく重たいのです。

ファームウェアアップデートで8K60p N-RAWがカメラの内部記録ができるようになったので、次はそのあたりを書こうと思います。

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