ヒメアマツバメ 2023年10~12月編
10月13日
6:30~17:30
最高気温:23.4度 最低気温:14.6度 日照時間:10.6時間 風速:4.3メートル 風向き:東北東 日没:17:10
朝6:30から屋上へ上る。
東側の動きが多く20~30羽程度が周回飛行をしている。
西側は動きが少ない。
10時頃までは東側で10~20羽ほどの集団が飛んでいた。それとは別に同じような数の集団も飛ぶのが見えた。
たまに50羽ほどの集団もあった。
10時には130羽を超える集団が観察出来た。
緩い集団で飛んでいる群れが出会ってだんだん大きくなって、また離れて小さな集団にばらける様に思える。
城ヶ崎のアマツバメも似たような集団形成をしているのでアマツバメ科の習性なのかも知れない。
その後西側にも姿をあらわして小さな集団でやってくるのだが巣に入るツバメはほとんど居ない。喉に虫を溜め込んで来るツバメもほとんど居なかった。つまり3回目の繁殖はそんなに多くないのかも知れない。
換羽が進んでいるようで初列や尾羽の抜けたツバメが多く見られた。
17:20ねぐら入り完了
10月16日
15:00~17:30
最高気温:25.8度 最低気温:12.1度 日照時間:10.2時間 風速:4.9メートル 風向き:南 日没:17:06
夕方の2時間ほど撮影をした。
羽毛をくわえているアマツバメが多い。
冬を迎えるに当たり巣の補修をしっかりとやる必要があるのだろうか。
餌を溜め込んでいるのも少しだけ確認できた。
三回目の繁殖をしているのかも?
集団で飛びながら餌をとる様子が写る。
昼間は7月のように巣に出入りをするアマツバメはほとんど居ない。
ヒナがあまり居ないということだろう。
16:53 ヒメアマツバメの集団はやってこない。
17:00 東、西ともに姿見えず
17:10 ようやくヒメアマツバメが集まって来た
声だけは聞こえるもののビルの前を飛んでも暗くて目ではほとんど確認できない。
巣に入る姿も暗くて見ることができない。
屋上からだとツバメと背景が溶け込むせいだ。
17:23 姿が見えなくなり、声も聞こえないのでねぐら入り完了
10月18日
16:50~17:20
最高気温:24.4度 最低気温:13.7度 日照時間:6.9時間 風速:4.9メートル 風向き:南南東 日没:17:03
夕方少しだけ地上から観察を行う。
16:50から巣へ飛び込む姿が確認できた。
そこから途切れることなく次々と巣に入っていく。
ビル前の周回飛行はするものの何回も回らず巣に飛び込む。
ねぐら入り完了時間の記録がない・・
10月20日
16:00~17:20
最高気温:27.1度 最低気温:16.2度 日照時間:8.4時間 風速:9.4メートル 風向き:南南西 日没:17:01
気温は27度となんと夏日だ。
ほとんどのツバメが羽をくわえて来ています。喉を膨らませているツバメはあまりいません。去年とは少し違う感じです。面白かったのは羽以外の藁っぽい巣材をくわえてきたヒメアマツバメが一羽いました。初めてのことです。風が非常に強くビル前は風が唸って怖いくらいでした。雲がとても印象的でした。まとまって飛ぶことはなく5〜6羽程度の小さな群れがほとんどでした。
4時頃からボチボチ飛んできては周回することなく巣に入ってしまいます。周回する群れもビルの周りを2〜3回飛んですぐに巣に入ってしました。いつものように騒がしく飛ぶことはなかったです。アマツバメにしては珍しく一生懸命に羽ばたいて飛んでいました。よほど風が強かったようです。
城ヶ崎では台風の前に似たようなことがありました。
日没よりも早い16:59にはねぐら入り完了してしまったようです。とても風が強くヒメアマツバメ はとても静かなねぐら入りでした。羽ばたき過ぎて疲れてしまったのかもしれません。昨年の12月にも風が強かった日は似た感じでした。
10月26日
16:00~17:20
最高気温:23.4度 最低気温:11.5度 日照時間:9.8時間 風速:1.8メートル 風向き:南南東 日没:16:54
10月の終わりだというのに暑い。
11時頃に講演会用の写真撮影で屋上へ行ったら、東側と西側にそこそこの数が周回飛行をして。巣への出入りも盛んに行われていました。
ちょうど夏の繁殖期のようでした。
この時間にビルの周りをたくさん飛ぶのは珍しく、昨年の9月22日のロケハンの時と似たような飛翔だ。
10月上旬はこのような飛び方はしなかったので非繁殖期から繁殖期へ移行する時期なのかもしれません。
今年は秋になっても気温が下がらず結構な数が三回目の繁殖をしているのかも知れません。それにしても旋回する数が多く、まるで7月の繁殖期のようです。
その他の生き物はイソヒヨドリ、赤とんぼ、カメムシ、蝶が見られました。
ねぐら入りは風も穏やか気高め高めで、東側で50羽ほどの集団が飛んで、不思議なことに西側は少なめでした。
ちょうど月とヒメアマツバメを絡めて撮影したかったのでちょうど良い状況でした。
ねぐら入り時間は早くなって17:05には飛んでいる声がきこえなくなり、ねぐら入り完了時間としました。
本来ならば7月の繁殖期最盛期のような飛び方です。あまりの暖かさにヒメアマツバメも季節を勘違いしているのかも知れません。
イソヒヨドリが上がってきていました。
月を背景に飛ぶヒメアマツバメ
11月9日
15:30~16:20
最高気温:21.0度 最低気温:13.4度 日照時間:6.4時間 風速:4.1メートル 風向き:南南東 日没:16:40
とても11月になったとは思えない気温でTシャツ一枚でも平気な感じだ。
ECOMのお客様が一段落したので3時半頃から屋上で撮影を始める。
集団での飛行は少なくたまに巣に帰ってくるヒメアマツバメがいる程度で、散発的に小集団がやってくる。
半分ほどのヒメアマツバメが口に羽をくわえている。たまに喉に虫をためて飛んでいるものもいる。ヒナが誕生しているのだろうか?
16時位から遠くに集団の姿が見えるようになる。
東側は5~6羽程度がまとまって飛んでいるようだ。
時々巣に入っていく。
雲からの光が綺麗ではしごの中を飛ぶ姿を狙うが良い感じは入ってくれない。
富士山の斜面に沈んで行く太陽と一緒に撮ろうとするがなかなか飛んでくれない。うまくいかないものだ。
16:30頃から20~50羽程度の集団が西~北西方面に飛んでいる。
16:35頃にはビルの西側を周回し始める。
断続的に巣に入っていく。
だんだん飛んでいる数が減り(鳴き声が少なくなってくる)16:45には飛んでいる声が聞こえなくなり、ねぐら入り終了と判断した。先月26日よりも20分も早いねぐら入りです。
羽毛をくわえて帰ってくるヒメアマツバメ がいたが、餌を喉に貯めてくるヒメアマツバメ は見つからなかった。
等倍速の飛翔と1/4倍速の飛翔。
そして、やっと東京ドームからジェットコースターへ飛び抜ける映像が撮れました。
11月24日
16:00~16:40
最高気温:24.2度 最低気温:10.6度 日照時間:9.1時間 風速:3.1メートル 風向:南西 日没:16:31
本日のヒメアマツバメ の様子です。
昼間はほとんどビルの周りには帰ってきませんでした。
2度ほど2羽のペアらしきヒメアマツバメ が飛んできたのみでした。
巣への出入りはありませんでしたので繁殖はしていないようでした。
16時10分にようやく群が帰ってきました。
30羽程度の集団飛行で昨年ほどの規模にはなりません。
一度だけ群がそばを通過してくれました。
16:30が集団飛行のピークで密度は高くありませんがたくさん飛んでくれました。
16:42に飛んでいるヒメアマツバメ の鳴き声がしなくなりねぐら入り終了です。
10月26日が17:05にねぐら入り終了でしたので20分ほど早くなりました。
羽毛をくわえて帰ってくるヒメアマツバメ がいたが、餌を喉に貯めてくるヒメアマツバメ は見つからなかった。
11月24日の日の入りが16:31。
10月26日の日の入りが16:54。
なので日の入りも20分ほど早くなっています。
週末から急に冷えてくるという予報がありますね。
来週も観察をしますので何か変化があるかもしれません。
11月29日
16:00~16:45
最高気温:20.8度 最低気温:12.5度 日照時間:4.1時間 風速:2.8 風北西 日没:16:29
16:10~16:20頃に東側で20~30羽程度の集団飛行があった集まりだした
その後西側にも集まりだしたが西側ほどの集団にはならず10~20羽程度が多かった。飛んで来てもすぐに巣に入ってしまうようだ。
16:32には声が減ってしまい遠くに1~2羽飛んでいるだけで、ほとんどがねぐら入りしたようだ。
今日は体感気温が低く風が強くねぐら入りが早くなる条件だった。
16:45,それでも遅れて来たヒメアマツバメ2羽ほどが飛んできた。
餌を喉にためているヒメアマツバメは見かけなかったが、羽毛をくわえているものはいました。
11月30日
16:00~16:40
最高気温:16.8度 最低気温:7.9度 日照時間:7.9時間 風速:2.4メートル 風向:南西 日没:16:29
16:00には側側と西側両方で同時に集団飛行をしていた。数は30~50羽程度で飛んでいて、これは珍しいことだと思う。
穏やかな天気でしたが16:35にはほとんどがねぐら入りしたようだ。
16:40にも最終便で1羽が飛んで来た。
今年は集団飛行の時間がとほとんど出来ないのが辛い。ビデオを撮ろうとしているがまとまったシーンで撮ることが出来ずスチールに切り替えてしまう。昨年撮影しておいて良かったです。
餌を喉にためているヒメアマツバメは見かけなかったが、羽毛をくわえているものはいました。
12月8日
11:30~12:50 15:30~16:50
最高気温:17.8度 最低気温:6.0度 日照時間:8時間 風速:2.5メートル 風北西北西 日没:16:28
屋上から見る紅葉は大分進んでいて、銀杏が黄色く色づいている。主だった緑地の様子を撮影しておいた。
昼の時間帯はヒメアマツバメの姿が全くない。昨年のパターンと同じで、朝ねぐら立ちすると、ほとんど戻ってこない。
とても良い天気で気温も高くフリースでも暑く感じるほど。でも風が吹くと寒い。
屋上で見たもの・・・・カラス・カワウ・茶色っぽい蛾のような蝶だけ。
15:30 ツバメの姿は無い。風が出てきて肌寒い。
16:00 ツバメは戻ってこない
16:04 つがいらしいヒメアマツバメ東側に戻って来た。
16:13 東側では、かなりの数が戻って来ている。西側でも飛んでいる。
ここのところ集団で飛ぶ数が少なくて寂しいねぐら入り前の飛行でしたが、見応えがある数が飛んでくれて嬉しい。
16:20~30 飛来のピークで、久しぶりに沢山のヒメアマツバメの姿を見ることが出来た。時間的にも長い間飛んでくれたが昨年よりも暗い時間になって集団飛行をするので飛んでいる姿がよく見えず、写真的には苦しい状況だ。
写真は東側に沢山飛んでくれたので東メインで撮影をした。
気温はそんなに寒くはない。屋上ではコートが必要だったが地上ではフリースでも暑い感じ。
喉に餌を溜め込んで帰ってくるヒメアマツバメはいなかった。
羽毛を加えてくるものは少しだけいた。
ねぐら入り時間はかなり押していて16:46頃でした。
夕景のイメージっぽい写真を狙っているが、集まってくる時間が昨年よりも遅くて、街を背景に飛ぶ姿が極端に見えにくく撮影が難しい。単に目が悪くなっているのかも知れない・・・
12月13日
6:30~16:50
最高気温:15.1度 最低気温:7.3度 日照時間:8.9時間 風速:2.8
メートル 風:北西 日没:16:29
早朝から観察をする
6:44 まだ巣の中にいるようで声は聞こえます。
これから屋上へ登る。
7:15 富士山の背景で1羽飛ぶが、その後姿を見せず。
7:55 北の方向遠くにヒメアマツバメの集団がいる。北側で見るのは珍しい。
9:17 少しだけ戻ってくる
11:25 姿が全く見えないのでECOMに降りる
16:00 屋上へ。
東側に戻ってくる。
西側は数が少ないようなので東側メインで撮影をする。
太陽が沈み東側が静かになってので西側に移動。西側でもまとまった飛行があった。今日は途中から動画に切り替えて撮影をする。
喉に餌を溜め込んで帰ってくるヒメアマツバメはいなかった。
羽毛を加えてくるものは少しだけいた。
16:44ねぐら入り完了
12月14日
15:50~16:50
最高気温:14.1度 最低気温:6.5度 日照時間:7.9時間 風速:1.7
メートル 風:北西 日没:16:29
3:50屋上へ
風が穏やか気温も低くなく気持ちが良い夕暮れ。
しばらく静かな時間が過ぎる。
16:05頃からぼちぼち集まりだす。
今日は東側よりも西側の飛来がたくさんあった。
夕焼けの中たくさんのヒメアマツバメが飛んでくれた。
喉に餌を溜め込んで帰ってくるヒメアマツバメはいなかった。
羽毛を加えてくるものは少しだけいた。
16:00〜16:20が飛来のピークだった。
16:40を過ぎても10羽ほどの群れがやってきた。
16:45ねぐら入り完了
今日も途中から動画撮影に切り替える。
12月13.14日の夕方の郡翔の様子。ようやく夕方のねぐら入り前の数が増えてきた。
12月24日
15:30~17:00
今日は満月1日前。運が良ければ月とヒメアマツバメが撮れると屋上へ行くと月が昇る方角はスカイツリー方面で月が見えないばかりか、ヒメアマツバメが飛ばない方角でもある。
15:54 最初のヒメアマツバメが飛んで来た。
その後、ぼちぼち数が増えてきて16:10ころから東側の低いところを周回飛行をし始めた。屋上よりも上まで上がってこなかった。集団の撮影は出来ず、1羽だけの撮影が多かった。
16:15頃からは西側も集まって来た。
こちら側も上空での飛行は少なく、ほとんどが屋上よりも低いところを周回していた。
16:45に東側に1羽飛来してはねぐらが入り完了した。
いつもの通り東側からヒメアマツバメはやって来たが高いところの集団飛行は少なく巣よりもかなり低い高さの周回飛行をしている。
まだ微かに西日が射している時間の周回飛行の様子