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握手会の後で111〜○○記憶喪失(嘘)〜

俺は記憶喪失という嘘の芝居をする事にした

これを知るのは奈々未さん、翔さん、今野さん、設楽さん、秋元先生、野中さん

奈々未さんにはめちゃくちゃ怒られた

橋本「メンバーにも、○○にもマイナスにしかならないなら納得する」

やっぱり最高の上司だと実感

そして従姉妹、姉妹にも芝居をする

遥香「お兄ちゃん…」

梨加「○○…」

美穂「嘘…だよね?」

みり愛「……」

心が痛いけど現状を変えるにはと思い心を鬼にすると決めた




各グループから代表で数名来たのだが…

菜緒「○○さん…」

ひなの「菜緒さん…」

久美「……」

日向坂からはこの3人…

○「いろいろ事情は聞きましたが…すみません…」

久美「○○さんはいろんな人を救うのに自分は救われませんね?」

○「昔からこういう性格なものでして…」

菜緒「菜緒の事全然覚えてないんですか?」

○「ごめんなさい…小坂さんとは初めてお会いしますので…(菜緒ちゃんごめん)」

久美「そろそろ帰ろっか?○○さんに負担になると治るものも治らないかもだから」

ひなの「そうですね…」

久美「橋本さんちょっといいですか?
こさかなとひなのは先に戻ってて?」

2人は病室を出ていき、久美と奈々未と○○だけになる

久美「はぁ…○○さんの記憶喪失は嘘ですよね?」

橋本「なんでそう思うの?」

久美「目を見ればわかりますよ。こさかなを見る目が決めてです」

橋本「○○どうする?」

○「久美には誤魔化せないか…」

久美「では理由を教えて下さい」

○「メンバーを俺離れさせるためとでも言えばわかるかな?」

久美「バレた時の事わかってます?」

○「わかってるよ?荒療治だけどこうしないと…」

久美「荒療治って…」

橋本「久美にはこちら側に協力して欲しい。
○○の心の休養は絶対に必要だから
私だってメンバーに嘘ついてるからしんどいんだよね?」

久美「わかりました…ですが!
バレても助けませんからね?それでは戻りますので…」

部屋を出ていく久美

橋本「久美はめちゃくちゃ怒ってたよ?」

○「わかってますよ…久美は責任感が強いから頼られなかった悔しさもあると思います」

橋本「あんたは本当にどこまでもメンバーが1番なんだね?」

○「主役は彼女達ですからね。それを命掛けて守るのが自分達運営陣ですから…」

橋本「その前にもっと自分を大事にしな!
すぐ抱え込むんだから…」

○「久美にはバレましたけどね?」

橋本「先が思いやられるわ…」




それからしばらくして欅坂メンバーがやってきたがそこまで深く絡みがない事もありバレる事はなかった

しかし、友香とねるは酷く落ち込んでいた

奈々未さんを通して大和君と雄太君に頼んでおこう

そして一番の難題は乃木坂だった…

来たのは玲香、梅、未央奈の3人

玲香「はぁ…」

美波「やっぱりか…」

堀「ですね」

○「?」

玲香「○○君さー嘘下手なんだから辞めなよ」

美波「そうですよ!一体何がしたいんですか!」

堀「奈々未さんどういうことですか?」

橋本「やっぱりダメか…
○○の嘘に気づいたのはこれで4人…」

玲香「他に誰なの?」

○「日向坂の佐々木久美です…」

美波「それでどうしてこう…」

○○は全てを話す

玲香「しばらく無期限の休暇ね〜…」

美波「まぁ○○さん来てからはみんな○○さんがいるかいないかでモチベーションの影響はでてましたから…」

堀「どうします?」

玲香「まぁ私は○○君の邪魔はしないよ。
めんどくさいのが何人かいるけどね?」

美波「そこは否めないですけど…」

○「とりあえず退院したら、バナナマンのところにしばらくお世話になるし、未央奈ちゃんはみり愛を頼むね?」

堀「もちろんです。」

橋本「とりあえず私は今野さんに4人にはバレました報告してくるか…」

玲香「○○君はゆっくり静養してね?」

結局、頼りになるメンバーにはバレてしまった

どこまで騙し通せるのか…

……To be continued

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