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大河ドラマ「べらぼう」第1話から主人公蔦屋重三郎の生い立ちを学ぶ

1月6日からスタートした2025年大河ドラマ「べらぼう」。
江戸時代後期を舞台とし、版業者・蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)の波乱に満ちた生涯を描いています。

今回は、
第1話「ありがた山の寒がらす」のあらすじ
ドラマからみる蔦屋重三郎の生い立ち
を紹介します。


第1話「ありがた山の寒がらす」


 第1話「ありがた山の寒がらす」では、明和9年(1772年)の大火から1年半後、主人公・重三郎(横浜流星)が吉原の場末で遊女たちの厳しい現実に直面する姿が描かれています。
重三郎は茶屋で働きながら貸本業を営む青年で、幼なじみの花魁・花の井から託された届け物を持って河岸見世を訪れ、衰弱した遊女・朝顔と出会います。しかし、朝顔はその後亡くなり、無残に扱われる彼女の遺体を目の当たりにし、吉原で苦しむ遊女たちを救いたいと決意します。

重三郎は老中・田沼意次に直訴しますが、「お前は何かしているのか」と叱責され、遊郭経営の改善策を講じるよう迫られます。
この一言が重三郎の行動の原動力となり、彼は遊女たちを救うための具体的な行動を始めます。

また、綾瀬はるかが演じる「九郎助稲荷」が登場し、スマホを使って江戸の街を解説。
江戸時代にスマホが登場して草wwwというように斬新的でした。

生い立ち


蔦屋重三郎は、寛延3年(1750年)に江戸・新吉原で生まれ、本名を柯理(からまる)といいます。
父は尾張国(現在・愛知県)の出身で、母は江戸出身の津与。
重三郎は幼少期に両親が離婚し、喜多川氏の養子となりますが、後に両親との縁が復活し、彼らを新居に迎えています。
幼少期の吉原での生活が、後の彼の活動に大きな影響を与えたと考えられます。

重三郎は遊女や芸術家の支援者として知られ、多くの文化人と交流し、出版業を通じて当時の文化を発展させました。

あとがき

「べらぼう」では、視聴者に驚かせるような斬新さと重三郎の挑戦を描いています。現代の皮肉さを感じさせるような役人の汚職シーンもあり、
今後の展開が楽しみですね。

画像引用:「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」 第1回(C)NHK(シネマカフェ)


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