
三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎名言集
三菱財閥の創始者ゆかりふかい美術館を訪れて・・・
12月に静嘉堂文庫美術館へ訪れました。
その創設者ともいえる三菱財閥の創始者である岩崎弥太郎氏を注目!
・岩崎弥太郎氏の生涯と名言
・下級武士である岩崎氏が三菱財閥を創設するまでの成功体験に至った考え方
を今回のブログで取り上げていきます。
岩崎弥太郎の生涯
岩崎弥太郎(1835~1885)は、土佐藩の下級武士の家に生まれ、貧しい幼少期を過ごしました。
江戸で学問を修めた後、土佐藩の役人となり、貿易や商業で実績を積みます。藩営事業を引き継いだ九十九商会を基盤に、三菱商会を創設し、海運業を中心に事業を拡大。
政府との協力関係を築き、台湾出兵や西南戦争での軍事輸送を請け負い、日本の海運業を独占的に支配しました。さらに保険や造船業に進出し、三菱財閥の礎を築きます。
晩年は政府との対立もありましたが、三菱グループの原型を残し、50歳で生涯を閉じました。
岩崎弥太郎の名言
「一日中、川の底をのぞいていたとて、魚はけっして取れるものではない。」
「一日中、川の底をのぞいていたとて、魚はけっして取れるものではない。たまたま魚がたくさんやってきても、その用意がなければ、素手ではつかめない。魚は招いて来るものでなく、来るときに向かうから勝手にやってくるものである。だから魚を獲ろうと思えば、常平生からちゃんと網の用意をしておかねばならない」
魚を獲るには網を準備する必要性があり、人生の機会を掴むためにも用意周到な準備が必要であることを指します。
岩崎弥太郎は、ビジネスチャンスを魚に見立て、平常からチャンスを伺って準備する必要性を伝えています。
「小事にあくせくするものは大事ならず」
この言葉は現代のビジネスでもよき聞く言葉です。
「小さなことにとらわれていては、大きな成功をつかむことはできない」という意味です。
岩崎弥太郎自身も、下級武士の低い身分から始まり、大胆な行動力で時代の流れを読み、日本経済の基盤となる事業を展開しました。
この言葉は、彼が自分自身の人生を通じて得た人生の教訓ともいえるでしょう。
まとめ
岩崎弥太郎氏の言葉には、激動の幕末から明治維新を生き抜いた深い知恵が込められています。
彼の教えは、現代の私たちがビジネスや人生において成功をつかむためのヒントとなることでしょう。
紹介した以外に岩崎弥太郎の名言は多く残っています。
調べてみるの面白いですね。