ちとひろ

実体験・妄想を文章に 読んでいただけたら幸いです

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最近の記事

渋谷の交差点で

スマホで顔隠しても隠れないが、藁にもすがる思いで日差しを隠しながら渋谷を歩いていた夏の話 暑いからといって猫背になってはいけないと思い、背筋を伸ばし、信号が変わるのを待っていた。 突然後ろから声をかけられた。 「交差点、一緒に渡ってくれませんか?」 「どの方向ですか?」自分でもビックリするぐらい自然に返答をしていた。 「センター街の方です」 「分かりました」顔を見られて引かれるのが怖く、前を向いたまま会話を続けた。 ここで位置関係を記しておこう。 渋谷にはハチ

    • 教科書とか、会社だとパソコンとか隣同士で見合える普通の世界に戻りますように!こんな事ばっかり思うのは「夏のせい」

      • 自分を受け入れる 最近思ってしまう事も

        自分を受け入れる 少し前にとあるインタビューで、男性が言っていた一言だ。 見た瞬間、出来ていない自分に溝落ちが痛くなった。失恋の時と同じ場所だ。 今までで一番難しかった事は?という質問に対しての答え 色々と上手くいっていたり、幸せだと感じている人はこれが出来ている。実践に向けて動いている。 分からないが、そうではないかと思った。 このインタビューをきっかけに、自分を受け入れる事を実践してみた。 単純に自分を好きになっていった、というのが正しいのかもしれない。

        • いよいよ明日から公開 https://youtu.be/Wleea9-Hb2w 日本の夏だなぁ

          学生時代のプリント渡し

          学生時代、前後に好きな人がすわっていると無性に緊張したのを思い出す。 その中でもプリントのイベントはたまらない。 前にいたなら振り返りでのドキドキ 後ろにいても振り返って渡した時のドキドキ オンライン授業になってしまうと、そのドキドキは無いのだろうか。 偶然手が触れようものならその日は何でも出来る気がする。 大学の講義、会社での研修など、アナログなドキドキはたまらない。 友人に話すと、そんな事言ってるから彼女が出来ないんだ、と言われる。 男女の出会いは偶然に思

          学生時代のプリント渡し

          忘れられないあの人

          私には忘れられない人がいる。 大学は違うが、共通の先生から学んでいたので門下が一緒の関係だった。 学生時代の門下合宿では、特に意識とかもせずに過ごしたりしていたのだが卒業してから急に会ってみたくなり連絡をとった。 私の大好きな関西地方のとある場所に住んでいる彼女に旅行がてら会いに行く事にした。 久しぶりに会う彼女との会話は、、、正直覚えていない。とにかく一緒にいてこんなにも幸せなのか、とフワフワ状態だったからだ。 その時、私はその数ヶ月後海外で働く事になっていて、彼

          忘れられないあの人

          コロナがない世界の友人からの話PART2

          これは空想のはなし パラレルワールドにいる彼からの電話は突然かかってくる。 いつも非通知で番号は教えてくれない 「調子はどうだい?」こんな事を現実に言う人がいるのか、といつも思う。 「ソーソー」と答える自分に相手も同じ事を思っているだろうが 先日、彼は地元の夏祭りをお嫁さんと楽しんだそうだ。 浴衣来て手を繋いで花火を見て、、、私もしたい。 そんな近況報告をした後、今日の本題が始まった。 「どうしてコロナウイルスは歴史に誕生したのか」 地球から人口調整しとくれと

          コロナがない世界の友人からの話PART2

          独身YouTuberに恋して2

          私を変えてくれた独身YouTuberがいる。 スタイルが素晴らしい彼女も、また顔が分からない。想像するに美人だろう。いや、美人だ。 彼女の投稿を見ていると、この美しい人と付き合うにはどうしたら良いのだろう?というストーカー一歩手前の考えが出てくる。 YouTubeというのは、時に思わぬサポートをしてくれる。 そう、質問コーナーだ。 投稿者が募集し、回答していくという9割のYouTuberは行っているだろうものだ。 その中に、必ずと言って良い程「好きなタイプ」の回答がある

          独身YouTuberに恋して2

          あの瞬間 吹奏楽コンクール全国大会

          中学3年の秋、今は無い普門館に私は立っていた。いや、正式には座って演奏していた。 少し遡り本番の少し前 吹奏楽コンクール全国大会、東京代表として出場を決めた仲間と共に早朝最後の合奏を終えて、いざ本番の舞台へと路線バスを貸し切り向かっていた。 車内は普段から歌っている生活の歌(そういうのがある学校だった)校歌を歌い、異様なテンションで会場入りした。 これぞ青春 会場に着くと全国から勝ち進んできた団体とすれ違いに挨拶を交わしたり、女子は地方のスカートの長さに驚いていたりし

          あの瞬間 吹奏楽コンクール全国大会

          コロナがない世界の友人からの話PART1

          これは空想のはなし 昨夜、パラレルワールドに住む友人と2年ぶりに会話をした。彼の世界では東京オリンピックは2020年に開催され、今は2022年の北京オリンピックに向けて進んでいるそうだ。 2019年12月までは同じ世界軸を過ごしている感じだった。しかし、2020年に入ると同時に彼の世界と私の世界は違う世界軸を歩み始めた。 私は彼の話を聞きながら羨ましいと感じていたが、ふと我に帰る言葉があった。 「でも、人とは繋がりやすくなってない?」会話に詰まってしまった自分がいた。

          コロナがない世界の友人からの話PART1

          あの時想いを伝えていたら

          これは大学4年の冬からの話 彼女もいない私にイベントの打ち上げで連絡先を聞いてくれたつり目美女がいた。タイプだった。 LINEをダウンロードする所から教えてもらい、既読から返信が来るまでのドキドキも教えてもらった。 特にアタック等はしていなかった。ただ、本当に居心地が良い人で笑顔がたまらなくステキだった。 大学を卒業してから私はドイツへ留学を決めた。 出発前のある日、代官山蔦屋に行こうと美女を誘った。飲めない自分は無理にお昼のスパークリングワインを身体に染み込ませる

          あの時想いを伝えていたら

          独身YouTuberに恋をして

          今日もまた見てしまった。 独身YouTuber(女性)を検索して見てしまう。 休日のvlogを見ながら独り身なのだと、、、 顔出しをしていないので想像の世界で勝手に好きになっていっている自分、、、 次の投稿でマッチングアプリの進捗が始まる。  ヤリモクでした→謎の安堵 しかし、そんな時間は無常にも去っていく。 2回目のデートで告白されました。コメントくれた皆本当にありがとう。幸せになるね❗️ これが失恋なのか、胸が締め付けられ、おめでとうのコメントに自分と同じ感

          独身YouTuberに恋をして