何度も話してるような気がするけど
50代以上が集まるとたいがい病気か物忘れの話になる。
だいたい全員、立ち上がって移動する時には「いてててて」言うてるし。
物忘れの方は、やれ名前が出てこないだの、やろうとしたことを忘れるだの、物の置き場所を忘れるだの、ありとあらゆることを忘れてる。物忘れがひどくなってくると、恐れるのはボケてきただの、認知症だの言ってますけど、最近物忘れは、認知症のうちに入らないと思うようになってきた。
人は忘れるのだ。
カブトムシさんとはお互い言ったことも聞いたことも忘れるので、大事なことはメールだとかLINEだとか、文字が残るようにして連絡するのだけど、カブトムシさんが怖いのは、LINEを最後までちゃんと読まないことにある。
アカンやん。なんで途中で読むのやめるねん。そんな長い文章ちゃう、140文字もないくらいやん。しかも短い文章でも、斜めに読んで伝わらないことも多い。マジかよ。カブトムシは文字読めないのかよ!(たぶんカブトムシは文字読めない)
そして70代以上になると、会話の途中で、たまになんだかおかしなことを言ってることがある。つじつまが合わないというか、大前提を自分独自の解釈でしゃべるので「??」となることがある。おそらくそれが認知症のはじまりなんじゃないのか。
相手を良く知ってる場合は、例えば、ほんとは赤いマルが正しいのに、黄色いサンカクと思って話してるねんな・・と予想がつくことがあるから、なんとなく話をあわせられるけど、さっぱり予測がつかないこともある。
黄色いサンカクの話してるのかと思ったら、え?緑のタヌキ?どこからタヌキ出てきた?!・・みたいなことになる。
ところで、今日私は夕方、お風呂に入ろうと洗面所に行ったら、午前中にパイプクリーナーを流し込んでそのままにしていたのを思い出した。というか、目の当たりにしてびっくりした。
お昼ごろに水を流せばいいな・・と思っていたのに、洗面所から離れた瞬間に忘れてたな。そのまま夕方まで、洗面所に近寄らなかったんだよ。
パイプの詰まりより、脳みその詰まりの方が深刻
※今日の内容と関係ないタイトル画像は、ドライブ中ののどかな風景