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【高校化学】還元性とは相手を還元する性質ではありません

高校の有機化学で“還元性”という概念が出て来ます。

“還元性”の意味するところが分かりますか?

普通に考えれば、相手を還元する性質、ですね。ところがそうではないのです。

例えばエチルアルコールを酸化するとアセトアルデヒドになります。

エチルアルコールは酸化されたのだから、自分は還元剤として働いた。相手を還元したということです。

つまり、エチルアルコールは相手を還元する性質を持っているのですね。

ところがエチルアルコールは還元性物質にはカテゴライズされません。

❓❓❓

どうして相手を還元する性質を持っているのに還元性があるとは言わないのでしょうか?

実は還元性という言葉に関してある約束事があるのです。

銀鏡反応を示す性質のことを還元性という

こういう決まりなのです。

エチルアルコールは相手を還元する性質を持っていますが、銀鏡反応は示さないので、還元性を有するとはいわないというわけです。

還元性があっても銀鏡反応を示さない程度の還元性は還元性にカウントしない、ということですね。

ちなみに銀鏡反応を示す(還元性を有する)具体的な物質はアルデヒドです。

還元性は大学入試で超頻出なのでしっかり理解しておきましょう。

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