【高校化学】還元性とは相手を還元する性質ではありません
高校の有機化学で“還元性”という概念が出て来ます。
“還元性”の意味するところが分かりますか?
普通に考えれば、相手を還元する性質、ですね。ところがそうではないのです。
例えばエチルアルコールを酸化するとアセトアルデヒドになります。
エチルアルコールは酸化されたのだから、自分は還元剤として働いた。相手を還元したということです。
つまり、エチルアルコールは相手を還元する性質を持っているのですね。
ところがエチルアルコールは還元性物質にはカテゴライズされません。
❓❓❓
どうして相手を還元する性質を持っているのに還元性があるとは言わないのでしょうか?
実は還元性という言葉に関してある約束事があるのです。
銀鏡反応を示す性質のことを還元性という
こういう決まりなのです。
エチルアルコールは相手を還元する性質を持っていますが、銀鏡反応は示さないので、還元性を有するとはいわないというわけです。
還元性があっても銀鏡反応を示さない程度の還元性は還元性にカウントしない、ということですね。
ちなみに銀鏡反応を示す(還元性を有する)具体的な物質はアルデヒドです。
還元性は大学入試で超頻出なのでしっかり理解しておきましょう。
オンライン家庭教師やってます😊
・学校、予備校の授業についていけない
・東大京大医学部難関校で高得点をとりたい
・宅浪でひとりぼっち、相談相手が欲しい
こんなあなた!
高校物理・高校化学のフォローは私にお任せください。
初学者から難関校を目指す人まで広く対応します
テキストチャットで指導します。
指導例はこんな感じ
この指導生徒たちからとても分かりやすいと非常に好評を集めています。
あなたもやってみませんか?きっと物理・化学の成績がupしますよ。
ココナラというアプリで指導しています。
リンクはこちら
このサムネイルのサービスです。
志望校合格を目指して私と一緒に走りましょう!