手綱こんにゃく
エンジェルナンバー8888
ちょっとした田舎に住んでいる私の移動手段は、
ほぼほぼ車だ。
そして、よく、「8888」ナンバーの後ろを走る。
聞けば、縁起が良いとかで、人気のナンバーだそう。
スピリチュアルな話が大好きな私は、
さっそくエンジェルナンバー8888の意味を調べてみる。
成功や前進、豊かさなどの意味があり、
これまでの努力が報われるであったり、
経済的な豊かさを見込める可能性もあったりして、
ザ・豊か
な数字なのだ。
この数字をしょっちゅう見かける私はラッキーだな、幸せだな、
と素直に感謝すればいいのだろう。
しかし、困ったことに、
私にはこの数字が、こんにゃくに見えるのである。
みなさんは、手綱こんにゃくという
こんにゃくの結び切りをご存じだろうか。
おせち料理のお煮しめや、
普段でも煮物に登場する、
5ミリから1センチ幅に切ったこんにゃくの、
中央に切り込みを入れ、
端を切り込んだ穴に通して
綱のような形にするやつである。
手綱こんにゃくという名前は知らなくても、
見れば「あ〜、これね」と納得してくれるはず。
そう、この形に見えているのである。
そして今日もこのナンバーの車の後ろを走りながら、
「厚めにこんにゃく切ると、ほどけるのよね」とか、
「真ん中に切り目入れると、下に模様が寄るのよね」とか、
「子供たちには人気がない、むしろちぎるほうが好き」とか、
そんなことを考えていた。
しかし、どんな8888もこんにゃくに見えるのかといえば、
そういうわけではない。
ネットで検索した8888は、
ちゃんとエンジェルナンバーとして見えるし思える。
どうやら、車のナンバーに使われている8の文字の形が、
若干縦に長めであることが、
私のこんにゃく発想に影響を与えているのではなかろうか。
現時点では、そう考察している。
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