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サブカル一人語り( 漫画、ラノベ編)

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ツカモト シュンが勝手気ままに一人で語るコラム、雑記。 基本一つの作品をテキストにして、サブカルチャーに関して語っていくスタイル。 漫画、ライトノベルなどをまとめたマガジン。
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2022年3月の記事一覧

【漫画レビュー】俺だけ選び放題、S級レアアイテムも壊れスキルも覚醒した【シュレディンガーの猫】で思うがまま! ~『王ドロボウJING』の技法で描くコミカライズ

以前より、なろう系コミカライズのレビューをしたいと思っていた。一応は前からそういった作品は扱っているのだが、他の人がしているレビューと違い自分の場合は解説という側面がどうしても大きい気がしていた。 自分も動画などでなろう系コミカライズのレビューを見ていると、共感できる面、共感できない面もある。それ以上に上手いレビューをしている人には対抗心が湧いてきていた。 それだけにこっちもやってみたいというのが、一番の理由であった。 しかし、有名所のなろう系コミカライズは大半はし尽く

出版社が他のブランド力を借りる時代 ~商業版『ケモ夫人』を読んで

※この記事は最後まで無料で読めます。 ■商業版『ケモ夫人』を読んで商業出版された『ケモ夫人』を読んで、様々なことを感じてしまった。 私はTwitterでもこの作品を追っていただけに、内容のインパクトは体験済み。それでもこの本を読んで何かを感じることは、この場合は作品外のことになってしまう。それは何か? 簡単に言えば、商業出版された意味が分からないからだ。 いや、Twitterで連載されていたモノが商業出版されれば収益となる。収益性、それは明確な意味である。しかし、『ケモ

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