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サブカル一人語り( 漫画、ラノベ編)

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ツカモト シュンが勝手気ままに一人で語るコラム、雑記。 基本一つの作品をテキストにして、サブカルチャーに関して語っていくスタイル。 漫画、ライトノベルなどをまとめたマガジン。
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2021年7月の記事一覧

『ロシデレ』の突っ込みポイント ~比較対象は声優?

『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』(著者:燦々SUN  イラスト:ももこ)に関して読んでいて、引っかかりのある突っ込みポイントが何度かあった。 ただ、そこはフィクションだけに気にするべきでないとは思ったが、読み進めるとまた新たな情報が出る度に更なる突っ込みとなっていた。 それは前々回に語った、舞台設定を名門学園にしていることが、悪さをしていると大きい思う。 ただ、それ以外の部分でも引っかかりはある。それは、少し前なら通用した設定であっても、現実を舞台にして

『ロシデレ』のアーリャさんがVtuberデビューすることに、あれこれ!

『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』通称、ロシデレというラノベ作品のヒロインがVTuberデビューするらしい。 先日、新たなVTuber世代、第3世代について語った。これは私が考えるに個人から出てくるモノと考えている。しかし、今回の件で再考する余地があるのではないかと考えているほど、大きな出来事だと思っている。 また、この作品単体に関しても10万部以上売れた点を前にも考察しているが、このVTuberデビューに関しては別次元であると考えている。 そして、その裏

『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』が売れている理由を考察してみた

『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』(著者:燦々SUN  イラスト:ももこ)が今、売れている。 タイトルが長いため、公式のハッシュタグにも使われている「ろしでれ」で以下書いていきます。 また、あらすじに関しても、タイトルが全てを物語っているので、説明は一旦省いておいておきます。 さて、ここまで売れているというコトで読んでみて、その面白さを探ろうとしたが、読んでみて思ったのは普通のラブコメといった感じ。これだけでも売れる要素は分かるが、強みがない気がした。 しか

『鍋に弾丸を受けながら』を読んでいて ~勝手に脳内再生される男性ボイスとは

『鍋に弾丸を受けながら』(原作:青木潤太朗 作画:森山慎)を読んでいて、不思議と四角枠で書かれているナレーション部分が『孤独のグルメ』のゴローちゃん、こと、井之頭五郎のような感じで脳内再生されていた。 ただ、ゴローちゃんの脳内再生はドラマ版の松重豊の声ではなく、自分が漫画『孤独のグルメ』を読んでいるときに聞こえるモノである。松重豊に近いといえは近いし、遠いといえば遠い。 そもそも、ドラマ版以前から読んでいるし作品でもあるし、ドラマCD版の小山力也での印象も強い。 ともあれ