零式への思い
ある人はこう言う
己の精神を鍛える為であると。
ある人はこう言う
それをやる事こそが
このゲームの真髄と。
またある人はこう言う
ただのたしなみであると。
私は“行かない“事を選択している。
その理由を考えた。
例えばもしも
自分と、
AIにより火力やその判断力を限りなく人に近いような7人が揃えられたとする。
フェイスやコンサポのような、
つまり、
ソロで高難易度挑めますよというもの。
おそらく、やると思う。
なぜなら、
ソロだから。
そういう人も少なからずいるのではと思う。
私は、高難易度を高難易度たらしめているのは“人“だと思っている。
では、
高難易度への足が遠のく原因となる人とはどういう事なのか。
ソロで野良攻略をすればいいのではという点については後述する。
先に、
零式にいくメンバーを集めたらどうかという点について思うことを述べる。
①目指すベクトルが違う
例えば
Aは、クリアできればラッキー
Bは、クリア済だから手伝い
Cは、絶対にクリアしたい
ぱっと見どうだろうか。
Cあたりから、不穏な空気が流れそうだと私は感じる。
なぜならCはベクトルが強い。
では、
Cのような人が8人いればいいのか。
おそらくそうでもない。
②目指すクリア期間が違う
前述Cの中でも、
ひとりは半年以内クリア
ひとりは1週間以内
ひとりは3回までに
最も期間が短いのはC。
これはベクトルの強さとも言える。
3番目のCが、
『クリアできればラッキー』なAが7入のグループに入ったらどうなるか。
③能力の違い
Aのタイプ7人だったとして、
彼らが1回で覚えるタイプだったとしたらどうだろうか。
3番目のCは何も言わないだろう。
だがもしも、
Aの中でも
ひとりは1回で覚える
ひとりは10回で覚える
ひとりは覚えない
理解力の差というものは必ずある。
7人の中にひとりでも、
3番目のAがいたらどうだろうか。
そしてこの3番目のAにも
努力してるのにできない
努力してここまで
努力すらしない
上2つはいい。
問題は最後なのである。
頑張ってクリアを目指すCがいて、
クリアできたらラッキー!でも努力はしないというAがいたら。
崩壊するのではないかと思う。
『そもそも零式なのに
そんな奴はいないだろう』
そう思ってるのは3番目のCだけかもしれない。
それは正直わからないところである。
だが、
なんとか人が揃ってクリアできたら万々歳だと思う。
ではソロで野良ならどうなのかという点について。
わざわざ零式をするのだから、
私ならできればクリアは目指したいと思う。
しかし、
ソロで野良クリアは運要素が強くなる。
新パッチ後1週間以内
新パッチ後2週間以内
新パッチ後1ヶ月以内
それぞれ
時間がかかればかかるほどクリアは遠くなる。
ベクトルの強い3番目のCが少なくなっていくからだ。
しかし、
この3番目のCは、おそらく失敗に厳しい人が殆どであると思う。
失敗するので緩いほうが良い。
しかし、クリアはしたいので厳しい方が良い。
両方のバランスと、そのバランスが似ている8人が揃う事が望ましい。
野良であるとこのバランスがとても違ってくる。
幻ですらそうなのだから。
私は幻は野良で挑んでいるが、薬も割らず火力がヒラより下のメレーもいれば、常にヘイトトップに躍り出るレンジも見かける。
ベクトルのバランス
能力のバランス
これをある程度均等にする必要があると思っている。
またそれは、或いは日によっても違うのである。
そしてまとめに、
なぜここまでくどくどと説明し、
なぜここまで零式に行かないを語るのか。
読んでいて思わないだろうか。
面倒くさい と。
はい。
面倒くさいんです。
この人のベクトルはどうか、
このチームのバランスはどうか、
本日のコンディションはどうか。
面倒くさい。
だから、
ソロでコンサポのように
零式に挑むようなものが
もしも仮にあったとしたら、
自分はそれならやる。
面倒くさくないから。
高難易度を高難易度たらしめるのは“人“であり、
それを超える心のゆとりがなければ、
やはり挑戦は難しい。
毎日毎日平日に
営業の間違いだらけの見積もりを訂正しつつ伝票処理し、役職は名ばかりで態度だけ偉そうな上長の相手をして、ほっとひと帰宅してさぁ息ゲームをしよう!と始めるのに、人に気を使い頭を使い、グループに何かあればまたさらに気を揉んで。
心の余裕、時間の余裕がなければ、
やはりできないものだと感じるのである。
私はソロプレイのゲームであれば、
裏ボスでも倒しに行ったりしていた。
そこにボスがいるなら倒しにいく。
しかし、
このFF14では、それが難しいし、
やろうとすら今は思えない。
他にやりたいこともたくさんある。
ほっとする楽しい時間がほしくて
ゲームをしているのだから。
毎日休みならやってたかも。
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