~ マイノリティな立場 ~
旅の学び Part.10 ~ マイノリティな立場 ~
これはイスラエルとパレスチナにいる時に感じたことです。
僕がこの2つの国を訪れている時、世界ではコロナウイルスが広まりつつある状況でした。
そのため、僕のようなアジア人は無差別に「コロナ」、「コロナ」と言われることが多々ありました。
それだけではなく、正面から歩いてくる人がとても距離を取ってよけることや、アジア人を見た瞬間口を隠しマスクをするような仕草や、わざと咳ばらいをするなど、割と本格的に嫌な目に遭うことがありました。
僕は物理的に何もしてない。
もちろん、コロナを持っているかもしれないが、それはみんな一緒だと思う。
だから、見た目だけで判断するのは良くない。
でも、
自分達が、イスラエルの国の人になって考えてみよう
自分達はコロナになりたくない。
そんな状況の中、アジア人を快く迎え入れることができるのか
そう考えると、一方的に差別をするなとも言いにくいですよね。
まぁでも今回僕が受けた被害は、軽度で物理的に攻撃をされたわけでもないので、無視をして全て流しました。
でも、不必要な嫌がらせが多かったので、民度の低さも目に入ってしまったのは事実です。
これを通して、いじめられる側の気持ちやマイノリティな立場が感じる感覚に改めて気づくことができました。
昔の僕は、マイノリティな立場なことが多かったので、ある程度は理解してるつもりです。
そして相手の気持ちになって物事を考える。
そうすることによって思いやりの心が生まれ、僕たちは争わずに共存できるようになるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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