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「青音色」"なくて七癖・蒔田涼"感想


「異形化」て、これ苦手なSFと違うん? 
などと恐る恐る読み進めてましたら、ボーイ・ミーツ・ガールものでした。
自分を守ることはできなくても、好きな女の子は守るんよね、男って。
むふふ。やるやん。と心ん中で思いましたぞ。
そうね、こんな経験をしながら男の子は男になってくんですよね。
したら、自分を守るための鎧もいらんくなるし、逆に女の子は、自分を大切に思ってくれる人を感じて、透明になんかならんで済む。
なんか青春やなあ。
て、私も、んなことあったかなあ、と若かりし頃を思い返して、しみじみして、何もなかったことに、落胆しきりのジジイでした。

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