海のトリトン/科学忍者隊ガッチャマン
トリトンは虫プロ制作だとずーと思ってたら、違ってた。プロデューサーは「宇宙戦艦ヤマト」作った人で、演出が「ガンダム」の富野喜幸(由悠季)。
なるほど絵柄が、手塚調の丸っこいのと微妙に違っている。海の民の話で、ポセイドン族に滅ぼされたトリトン族の生き残りが、仇を遂げるという内容。と思ったら、最終回で、悪いのはトリトン族の方とかなっちゃって、目が点になった。さすが " 皆殺しの富野!" たぶん、勧善懲悪一話完結でずーと続けてると、そのマンネリ感に耐えられなくなるんだろーな。
歌は聞いてるだけで元気出る。少年漫画活劇の見本みたいな名曲。
「ガッチャマン」も、勧善懲悪一話完結でずーと続き、マンネリ化していった。たぶんそれで視聴者離れが起こって、ジョーの人間ドラマやベルク・カッツェの生い立ちなんか入れてきて、80話超えたくらいから、メチャクチャ面白くなったらしい。らしいと書いたのは、その頃既に、私は飽きて見なくなっていたのである。誠に惜しいことをした。
なお、「ガッチャマン」は「忍者部隊月光」のリメイクである。私はTVドラマも見たし、月光ごっこもやった記憶もある。確かアメリカ軍と闘う話だったような。
吉田竜夫の漫画も読んだ。(復刻版で) 。絵はキレイだったが、もっちゃりしてて、も少しスピード感があったらええのに、と思った。まあ、時代が時代やから仕方ないか。