V Risingの30%オフセールがあと数時間で終わるので布教する
ヴァンパイアを主人公としたアクション建築ゲーム、VRisingの布教記事です。
興味があったけれど、レビューを見て「PvP前提かぁ……」となった人はこの情報でも十分食指が動くんじゃないでしょうか。私自身がその口で、フリープレイをやってみるまで「マルチ・PvPが前提で、ソロプレイでもマルチワールド的なものに繋いでボスとか倒さないと入手できないアイテムがある系」だと思っていました。
全くそんなことはなく、むしろプライベートゲームでは相当難易度が弄れます。
どんなゲームなのか、以下より紹介していきます。
■「数百年の眠りから覚めたらよわよわ吸血鬼になってた俺/私の築城DIYスローライフバトル成り上がり物語」
一言で言えばそういうゲームです。一言か?
OPで軽く「長く人間たちを虐げてきたが反乱されて、もう吸血鬼たちの栄光は過去のものなんだなぁ」と分かり、「こいつだけ(自キャラ)だけ復活したんだな」、という感じで始まります。
ストアページの「・このゲームについて」ではダンテもかくやなスタイリッシュ&スピーディな騎乗バトルをしているヴァンパイアが見られますが一旦忘れましょう。
スケルトンといい勝負する、グールにはともすれば負ける、オオカミからは逃げないと囲まれて死ぬくらいまで弱り切った吸血鬼からスタートします。守護らねばならぬ。
とはいえ腐っても血を吸う鬼、パワフルに武器をぶん回してオブジェクトをぶん殴り、木や石といった素材を手に入れ、拠点を建築するマイクラ的なサンドボックス要素があります。
いや大丈夫追々ちゃんと城は作れるようになってくるので一旦この野営地建築から始めましょう。床も天井も張れるようになってくるから。
血を吸った下僕が出来れば素材を集めさせることもできるんですが数時間派遣するタイプで、どうしたって自分で調達した方が早いのでずっとこんな感じのパワー系吸血鬼です。
体型がスタイリッシュなマイクラのスティーブです。受け入れよう。
OP以外にストーリーらしいストーリーがゲーム中で明示されることはなく、ただこうしてボスの一覧画面があり、
より良い設備や装備、はたまた能力を得る為にボスと戦い、
様々なバイオームを有する広いマップの中から、自身の住みたい土地を見つけて築城し、素材の許す限り心ゆくまでヴァンパイアっぽい城を建てる遊び方もできます。
メインクエスト的なものはないものの、現時点での「目標」的なものが常に表示されており、それに従ってクリアしていくとボス討滅とはまた別枠でやれることが広がっていきます。
改めて言えば、「全盛期の自分を目指して成りあがっていく吸血鬼物語」です。
ジャンルとしてはアクション・アドベンチャーではあるものの、遊んでいて感じるのはボスを倒すと少しずつやれることが増えていく「成長・育成」の楽しさで、漂流サバイバルのRAFTが楽しかった人は多分楽しいです。成長の導線が似ている。
■「建築コスト0」「ワープ不可アイテム無効」「昼夜の長さ」「キャラの強さ」まで細かに弄れるサーバー設定
「面白いけど、『テレポート不可アイテム』で素材運搬に時間とられまくるのがネックだなぁ」と思っていたのですが、たまたま呟いたらサーバー設定から弄れると教えていただき。
これ!!
ここの設定はゲームを起動(ホスト)してからでは弄れないので全然気づきませんでした。多分レビューで遊びづらいと感じた人もここ気づけないまま終わってしまったんじゃないだろうか……。
・テレポート不可アイテムを持っていてもテレポートできるようにする
・一日の長さ、日中の長さを変える
・死亡時に装備アイテムを落とさない
・自キャラクターのHP、攻撃力、資源獲得力を増減させる
・維持にアイテムが必要な城の耐久速度を変える
・建築コストを増減させる(コスト0=素材がなくても作り放題)
・クラフト速度を増減させる(デフォルトで1分かかるアイテムも数秒で出来上がる)
等々、デフォルトで遊んでた時の「時間稼ぎがひどすぎるな……」系の不便さはほとんどここで解消できます。デフォルトがどちらかというとPvP向けの設定なのかな、とも。
この設定弄れなきゃ紹介記事も書いていなかった思いますが、そこさえ解決出来るならとても良い雰囲気・グラフィック、アクション性も面白いゲームです。
■ちりばめられた「吸血鬼らしさ」のギミック
わざわざこのゲームに手を出すという事は少なからず「吸血鬼らしさ」が好きな方だと思うのですが、吸血鬼としての弱点もきっちり取り入れています。普通の人間が何の変哲もないフィールド歩いてて突如焼かれて死んだらそらもう理不尽ですが吸血鬼なんだから仕方ない、受け入れる余地がある。
ニンニクや聖なる力にも弱い、銀にも弱い、でもそれが「吸血鬼らしさ」として、納得して遊べる余地があります。
とはいえ日中も林や岩の密集地帯で影があれば歩けるなど、そこまで自由を阻害されませんし、ゲームを進めていけばどの弱点も色々と緩和できる手段も増えていきます。
■フィールドが良いから建築も楽しい!
グラフィックの雰囲気が良いのも、間違いなくVRisingの特徴です。
特に建築要素そのものにも成長性があるので、最初は野営地建築だったのに、気が付けばいっぱしの城・砦を作れるようになる楽しさもあります。
城はデフォルトでは2個までですが、これも先に説明したサーバー設定の方で持てる数が増やせます。なので「ここはクラフト用で素材を集中させる拠点」「ここは心置きなく城建築・庭園づくりを楽しむ拠点」等の遊び分けもしやすいです。
立ち返って、「城や庭園に特化したハウジングづくりをしたい」という人にもかなりお勧めできる作品です。ちょっと過程にダーティなことするけどもまあまあ吸血鬼好きならまぁ。
さて書いている間にウィークエンドセールがあと4時間半で終わります。(2024.09.24/21:27現在)
Steamに出ている以上は追々オータムなりウィンターセールにも入りそうな作品ですが、もし気になったのなら間違いなく「今すぐ」も買い時です!
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