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メンズ・セレブの真珠トレンド

 2019年から20年にかけて、男性セレブリティのビジュー流行がつづいております。これまでの定番メンズ装飾は時計やシルバーだったが、今イケているものは「女性/少女趣味」と扱われてきたような装飾だと。じつは古典回帰も混ざり合う(※)ジェンダー流動案件のため、メディアでも結構注目されております。代表格はGUCCIアンバサダーのハリー・スタイルズやグッチ・メイン、Dior Menキャンペーンにも参加したエイサップ・ロッキー。ブランドですと前出2つに加えてPalomo SpainやCelineが挙げられます。

Vogue Japanによると、16世紀英国の初代バッキンガム公、19世紀ごろインドのマハラジャの肖像画にはパール・ネックレスが描かれている

 マニキュアとは異なり「非セレブリティ層でも見られる流行」とも伝えられております。ジュエリー・デザイナーのマリア・タッシュは、巻き貝型や複数ピアスなど冒険的な選択をする男性客が増えている旨をVogue Wroldに報告。「ステートメント」、つまり主張の強いジュエルが人気になっていると。

 セレブ界でとりわけ存在感を放っているアイテムがパール・ネックレス。ファッション・アイコン勢やラップ・コミュニティのみならず、ジョナス・ブラザーズやショーン・メンデスといったポップスターにまで波及しました。そこで目を引いたものは、シンプルめな軽装に合わせるスタイリング。

「だけどパパ、彼を愛してるんだ」Tシャツも話題になったハリー・スタイルズ私服
コンサート中、Tシャツを脱いだポスト・マローン、グミベアつきパール・ネックレス

 真珠ネックレスって「フォーマル」イメージが強いアイテムですが、メンズ・セレブリティ間で流行るに従い「カジュアル」でストリートなスタイリングが広まっていくのかもしれません。ただ「男性に女性的なものが流行る」だけではなく、それこそ「装飾」が発展していくかんじがファッションっぽいなと。

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 ちなみに、ファッション番長リアーナ先生も「カジュアルでストリートな真珠ネックレス合わせ」押さえ済み。これ、「空港スタイルにして1,600ドルのヒール!」って騒がれたのですが、クリア・スーツケースのなかに入ってるカラフルなものはセーターではなくBottega Venetaの餃子バック(約3,000ドルx3個)なんですね……。さすがの狂気

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