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単著『アメリカン・セレブリティーズ』発売中 執筆のご依頼などありましたら、下記記載アドレスまで → http://outception.hateblo.jp/entry/work2020

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    ご相談やご依頼など、なにかありましたら下記メールアドレスにご連絡ください tatsumijunk@gmail.com ※ご依頼の際はおおむねの納期、報酬額をご記載ください

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    オフィシャル・ユーザーを務めることとなったAWAにて製作した音楽プレイリスト

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書籍『アメリカン・セレブリティーズ』発売&試し読み

20組のセレブリティからアメリカ社会を探求する書籍『アメリカン・セレブリティーズ』(スモール出版)が発売致しました。素敵なイラストは澁谷玲子さんに描いていただきました(note / Tumblr)。一応、SNSなどのハッシュタグは #アメセレ としています。 通販ページ: Amazon , 楽天ブックス , honto , セブンネット , e-hon , 紀伊國屋書店 , TSUTAYA <目次> 5章ほど全文公開もしております。何卒宜しくお願いします。

    • ウィル・スミスの音楽人生を辿る ラップと俳優業、平手打ちからの復活劇と「チーム友達」 (Rolling Stone Japan)

      千葉雄喜「チーム友達」リミックスに参加したウィル・スミスについて書きました アカデミー賞の平手打ち事件からの復活イヤーでの日米コラボ 映画のみならずラッパーとしてもスターだった経歴 「ずっと自分を偽ってきた」衝撃告白からオスカー事件のその後など

      • 『勝手にしやがれ』推しには成れない

         ジャン=リュック・ゴダールの長編デビュー作『勝手にしやがれ』(1960年)はクールな名作だ。簡単に言うなら、その偉業は「見せ方」にある。ジャンプカットを筆頭にした画期的演出でヌーヴェルヴァーグ旋風を牽引し、映画表現に革命をもたらした。一方、プロットはそう派手でもない。警官を殺してしまったフランス男ミシェルが、パリでアメリカ女のパトリシアといちゃつきながら国外逃亡を目指す。演じるのはジャン=ポール・ベルモンドとジーン・セバーグであるし、たしかに美しく格好がいい二人だが、今見る

        • <コラム>アジアで人気爆発中のタイラ、2025年のさらなる躍進に期待(Billboard JAPAN)

          日韓でも人気上昇中のタイラのデラックス版デビューアルバム『Tyla +』について書きました 簡単な入門編として「アフリカのポップスター」な音楽性3つ 南アのアマピアノ、それをポップと融合させた独自の「ポピアノ」、加えてR&Bの素養 次なる展望は自由な進化?

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          【デミ・ムーア 】ルックス主義の運動依存、年の差婚のどん底から、「整形中毒」の怪演でオスカー候補へ (SPUR)

          デミ・ムーアについて書きました ルッキズムホラー #TheSubstance で大復活 映画の影響源は自身の激動の人生 機能不全家庭に生まれ未成年でモデルに 90年代「ハリウッド一番の高給女優」になるもセクシーアイコンとして深刻な運動依存に アシュトン・カッチャーとの歳の差結婚の破綻後は入院沙汰に…

          【デミ・ムーア 】ルックス主義の運動依存、年の差婚のどん底から、「整形中毒」の怪演でオスカー候補へ (SPUR)

          「もしも自分がボウイやブリトニーだったら?」ホールジーが歴代スターを演じる衝撃の理由 (Rolling Stone Japan)

          ホールジーの新アルバム『The Great Impersonator』について書きました エヴァネッセンス、デヴィッド・ボウイ、ビョーク、ブリトニー・スピアーズetc歴代のスターに変身 難病にかかった「遺作」志向のもとロックとポップをまたぐ転生ループ スターとファンの虚像の皮肉の物語とは…

          「もしも自分がボウイやブリトニーだったら?」ホールジーが歴代スターを演じる衝撃の理由 (Rolling Stone Japan)

          小学校教師(34)が生徒の子どもを妊娠…「夫がラブレターを発見」「車内で一緒にいるところを逮捕」当時13歳だった元少年から見た、2人の関係の真実 (文春オンライン)

          30代女教師として小学生と恋仲になり逮捕後に結婚したメアリーケイルトーノー事件について書きました 「元祖トランプ」政治一家の出身 90年代アメリカで注目され出所後は夫婦メディア出演で生計 元少年が吐露した人生とは…… ジュリアン・ムーア主演のオスカー候補映画『メイディセンバー』の元ネタ

          小学校教師(34)が生徒の子どもを妊娠…「夫がラブレターを発見」「車内で一緒にいるところを逮捕」当時13歳だった元少年から見た、2人の関係の真実 (文春オンライン)

          【6年ぶり復活】「細身セクシー回帰もファンタジーブラは封印…」ヴィクトリアズ・シークレットが見せた“現実” (CREA)

          復活ショーで話題のヴィクシーことVictoria's Secretについて書きました 「男性客向けの女性下着店」から始まり女性の憧れブランドに成長 多様性ブームで時代遅れに 崩壊決定打は性犯罪容疑者ジェフリー・エプスタインとの関係、通称「エンジェル」モデルからの告発 再編を経た6年ぶりの復活の様相は…

          【6年ぶり復活】「細身セクシー回帰もファンタジーブラは封印…」ヴィクトリアズ・シークレットが見せた“現実” (CREA)

          『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』 期待はずれなアウトロー

           『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が大変なことになっている。大ヒット作の続編なのに大コケした。OP興行収入も観客評価もDCワースト級に入る。理由は、観れば察せられるだろう。客層と相性が悪いミュージカルジャンルな上、折角キャスティングしたレディー・ガガに下手な歌を課したことで高揚が制限されている。ストーリーにしても「前作の答え合わせ」的な法廷劇だから「一見さんお断り」体制だ。大予算の続編大作としては狂気の沙汰である。なんでこんなことになったのか? 簡単に報道をまとめると、前作『

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          『ウォーリアー』許されざる者と冒涜者

           『ウォーリアー』は、殿堂入りしている2010年代アメリカ映画の名作だ。大手データサイト「IMDb」では歴代200位に入るハイスコアを維持している。リバイバル上映(2024年10月11日〜17日)への推薦コメントで書いたように、総合格闘技をリアルに描いた「男泣き」映画として有名だが、米国試写でもっとも好評だったオーディエンスは女性層という珍しい立ち位置を持っている。  おまけに「完璧な映画」と評される類とも言えず、ご都合主義的な展開に乗れない人は乗れなかったりする。なぜ圧倒

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          『シビル・ウォー アメリカ最後の日』ショットの魅惑

           内戦映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』で繰り返される "shooting" という言葉には、二重の意味が孕んでいる。戦場で交差する銃撃と写真撮影、このどちらも英語で "shooting" なのだ。メタ的には、もうひとつ加えられる。映画を撮る行為も "shooting" である。この三つ目こそ、重要な裏命題だ。アレックス・ガーランド監督いわく、フランシス・コード・コッポラ作『地獄の黙示録』を筆頭とした多くの戦争映画は、戦場を「ロマンチックで魅惑的」に描いて観客を興奮させ

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          【グラミー賞2025】ジャンル審査の混沌

           2025年2月に予定される第67回グラミー賞のノミネーション投票がはじまった。スターだらけの今回目立つのは、流行りのクロスオーバー出願の混乱の形跡だ。グラミーの選考では、まずアーティスト側が希望カテゴリとともにエントリ作品を提出し、それらを各ジャンルの委員会が部門に適格かどうか審査したのち、有権者向けに「候補の候補」リストを配布し、第一投票が開始される。ノミネーション発表は11月、勝者を決める最終投票は12〜1月に予定されている。この間、アーティストたちはメディアでエントリ

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          【ウィノナ・ライダー】90年代の憧れの存在から万引き休業。ハリウッドに返り咲いた50代の今 (SPUR)

          ウィノナ・ライダーについて書きました 映画界で「可愛くない子」認定されながら90年代のアイコンに 激動の全盛期から万引きスキャンダルで休業 その後スキャンダラスな役で「純粋な少女」像を脱却 出世作『 #ビートルジュース 』36年ぶりの続編では母親役

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          MCU俳優ジョナサン・メジャース裁判:無罪もありえた大失態

           近年最大級のハリウッドDV疑惑といえば、ジョナサン・メジャース裁判だろう。2023年当時、マーベル・シネマスティック・ユニバース(以下MCU)の大役ヴィランを演じていた人気俳優であったため、映画界最大のシリーズそのものの行く末が天秤にかけられることとなった。  留意しておきたいのは、この裁判が一般的に想起されるMeToo民事裁判ではなかったことだ。警察に逮捕されたメジャースを起訴したのは相手女性ではなく検察、つまりは刑事裁判だった。個人的な注目点は、軽犯罪容疑をめぐって「人

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          同情される殺人鬼 Netflix『ダーマー』の嘘と実話

           Netflix歴代三位の社会現象となった2022年作『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』は、大変な物議もかもしたTVドラマである。クリエイターは、不謹慎な作風でも知られる男性ゲイ作家ライアン・マーフィー。遺族から抗議を受けた『ダーマー』への批判の矛先は、遺族に承認をとらずに鮮烈なかたちで実在殺人鬼を同情的に描くかのような姿勢にあった。しかし、ストーリーテリングの面で議論するとなると、事情は深刻で複雑だ。ジェフリー・ダーマーとは、もともと共感を集める存在とされ

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          「日本で人気」自慢が最近のトレンド!? 日本語歌詞で話題を集めた洋楽ソング10 (ELLE)

          洋楽の日本語歌詞の流行&歴代騒動について書きました MTV VMAsのミーガンジースタリオン&千葉雄喜「Mamushi」、考察を呼んだLISA「ROCKSTAR」 「日本で人気」自慢から『呪術廻戦』まで 英語圏より先だったラテンの衝撃ネタ 往年の騒動にはアヴリル・ラヴィーンの日本愛、グウェン・ステファニー炎上、t.A.T.u.とジョンレノンの平謝り

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