クロエ・カーダシアンの宣伝すぎるファブリーズ宣伝ポスト

　クロエ・カーダシアンのファブリーズを宣伝するInstagramポストが話題。「ファブリーズをベッドで愛用してきた」と語り、販売urlを掲載、ハッシュタグ #FebrezePartner で他の人にも投稿を呼びかけています。スポンサード投稿であると明記してあるのでステルス・マーケティングではないのですが、インターネットはこれをネタに大盛り上がり。クロエが超リッチな生活を送ることはリアリティ・ショー『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』からも明らかなので、「毎日ベッドシーツ洗われる人にはファブリーズいらないだろ」などなどツッコまれまくってます。BuzzFeedにも取り上げられるほど話題になったので、なんだかんだ宣伝効果は大きそう。

　この写真を見て印象的なのは、クロエの写真が「一般的な広告らしさ」を携えてる点。基本的に、Aリスト・スターのInstagramのスポンサードって、たとえばクロエの妹カイリー×Daniel Wellingtonのような「日常で使っていることを思わせるさりげなさ」風がメジャーだったのですが、今回は明瞭に商材っぽい写し方。Fyre事件以降、Instagramにおける広告表記ルールが厳しくなったことで「セレブ自作の企業広告」っぽくなってて面白いなと。かつて、クロエの姉キムが「家で出来るからコスト・パフォーマンスの良い仕事」と説明していたセレブリティのスポンサード・ポスト。カーダシアン級のスターなら自宅に一流の撮影者や撮影環境が揃っているでしょうが、一般的にも、スマートフォンや編集ソフトが普及して「画像製作」のハードルがだいぶ下がったことを感じさせる一件でした。