起業するときにやるべきこと 9 事業計画・収支計画を立てる
以前にも書いたと思うけど、事業計画と収支計画を立てることは必須だね。
1人で、資本もあって、売り上げも見込める小規模ビジネスなら別に構わないけど、設備やある程度の投資が必要なビジネスなら必ず提示が必要になる。
それに、経営者として、頭を整理しておかなければ仕方がないでしょう。
僕らみたいなコンサルタントは、頼まれれば白紙の状態から全部作成するけど、最初は手伝ってもらっても、ある程度自分で主体になって考えるべきだと思うよ。
全部放り投げる人は、運営もしてくれと言ってくる。
なぜ経営者になりたいの?と思うから、思いっきり高い見積もりを出だします。
事業計画、収支計画共に、1年、4年、5年、10年、20年くらいのスパンで作成してみる。
今は、表計算のソフトなどを使えば収支計画は比較的楽に作れるけど、事業計画は、経営者の「理念(簡単に言えば「思い」かな?)を表現する書類だから、自動的に計算できるものではない。
収支計画の元にもなるから、まずは事業計画をよく練るんだね。
どんな事業をどういう体制でどう展開していくか?
売り上げ規模はどう推移して、利益はどう確保できるか?
人員計画は?
拠点は増やすのか?
検討すべきことはたくさんある。
徹底的にイメージして!
それを、第3者に理解できるように文書化する。
例えばパワーポイントなどで。簡潔にまとめていく。
グラフなどを使ってビジュアル化していくと説得力も増すよね。
実際にプレゼンテーションに使えるレベルに仕上げていこう。
声に出して説明してみるといいよ。
上手く説明できないところは、わかりづらいということだから修正の余地あり。
そういうところは修正していく。
事業計画は納得がいくまで作りこもう!
<続く>