【ダンス初心者学生向け】陰キャの私がダンスサークルに入った話
ダンスサークルに入りたいけど「自分が入っても大丈夫かな」と不安になる方も多いとと思います。
「リズム感ないし...」「初心者だけど大丈夫かな」と思っている方々、安心してください。
そんなこと全くありません。誰でもダンスはできます。
この記事では陰キャな私がダンスサークルの振付師になった話とダンスの上達方法について触れていきます。
1. 陰キャでもダンスサークルに入れるし、上手くもなれる
ダンスサークルにいる人って全員が陽キャってわけでもないです。
陰キャな私でもサークルの振付師になれたので、不安になることなんて全くありません。
ここからは自己紹介とダンスサークルのメリットやデメリットも紹介していきます。
2. 筆者の自己紹介
私は社会人ダンサーのタンタカタンと言います。具体的にいうと、仕事をしながらダンスも趣味で続けている人間です。
ダンスのジャンルはLockというスタイルをメインに踊っています。
そして、大学入学時に初心者でダンスサークルに入り、サークルの振付師になった陰キャです。
陰キャの度合いでいくと、1:1の会話はできるけど複数:複数で黙ってしまうタイプの陰キャです。
今ではプロのダンサーのレッスンを受けたり、自分で振付を作ってイベントに出展することもあります。(動画をご参考ください。)
2-1. 筆者のダンスサークル年表
ざっくりまとめると大学4年間のダンスサークル生活は画像の通りです。
テキストにするとこんな感じですね。
1年生:先輩に習いながらひたすら学校でダンスの練習
2年生:学外のイベントに多数出演(Zepp Tokyoなど)
3年生:サークルの振付師になり、後輩にダンスを教える
4年生:学外のイベントに自分の作品を出展するようになる
**現在 **:働きながらダンスを続けている、イベントにも出演
2-2. ダンスサークルに入った理由
2-2-1. ダンスサークルに入った理由①「キラキラ学生生活へのあこがれ」
ダンスサークルって陽キャの集まりだと思っていたので、
「自分も学校でキラキラしてみたいなあ」という憧れがありました。
あと、文化祭のダンス部男子ってめちゃくちゃ黄色い声援もらってたんですよ。それがもう羨ましかったです。
正当な理由ではないですけどきっかけはしょうもないです。
2-2-2. ダンスサークルに入った理由②「ダンスがかっこいいから」
ダンス踊れる人ってやっぱりかっこいいんです。
1つ目の理由に似てるかもしれないんですけど、かっこいいへの憧れは強かったです。
2-2-3. ダンスサークルに入った理由③「新しいことに挑戦したかったから」
私の場合、サークルに入る前までは音楽関係のものに一切触れていなかったことも理由の一つです。
なにかしら自分を表現する方法の1つとして音楽を使って表現してみたいと思ったんです。
自分にとって「新しいこと=音楽で表現するもの」という意識を持っていて。そこでダンスを始めてみようと決意しました。
そこにはもちろん陰キャな自分でもいけるか不安がありました。
いじめられる覚悟でサークルに入会しました。
でも、いじめられることなく無事に過ごせました。
3. ダンスサークルの意外な偏見
入ってみてから分かったんですけど、意外とダンスサークルに対して偏見まみれでした。
でも、いじめられる覚悟なんて全くいりませんでした。
不安に思っている方、大丈夫ですよ。
3-1. ダンスサークルの意外な偏見①先輩が怖い
「サークル」なので「部活」ではありません。
それが大前提です。イベントに参加するのであれば練習に行かねばならないですが、あくまで「やりたい人」の集まりです。
その点を考慮してくれる先輩が大多数なので理不尽に怒られるような部活チックなところはそんなにないんです。
ただ、ストイックな先輩はどの組織にもいる、というレベルです。そういった人もあくまで「ダンスに対して」ストイックな先輩が多いです。
挨拶をするとか、欠席の連絡を必ずするくらいのことは守りましょう。
3-2. ダンスサークルの意外な偏見②陽キャしかいない
ご安心ください。私みたいな陰キャも大勢います。
ダンスは大好きだけど、コミュニケーション取るのがそんなに好きじゃなかったりする人も割といるんです。
それでも人前で踊るのって恥ずかしいですよね。初心者ならなおさらです。
しかし、陽キャだろうが陰キャだろうがダンスが上手くない時は誰にでもあることです。全員その時の大変さを知っているので、初心者が踊れないことをバカにする人なんていません。
3-3. ダンスサークルの意外な偏見③経験者ばかり
大学に入学してからダンスを始める人って意外と多いです。
サークルによりますが6割くらいの割合でしょうか。
私の出身サークルではこんなデータがあります。
・200人のサークルに経験者が60%、未経験者が40%
・ジャンルによっては90%が初心者のところもある
全員が経験者ではないですし、初心者の人で共有できることも多いので問題なく過ごすことができます。
3-4. ダンスサークルの意外な偏見④いじめが酷そう
酷いというかいじめはないです。
ダンスが好きな人ってシェアすることや、いろんな立場があることに理解がある人が多いです。
ダンスは様々なジャンルに分かれていますけど、お互いがそれぞれのスタイルにリスペクトを持っています。「違う人間だからいじめる」なんて低レベルなことは起きないです。
これもまあ偏見というか、女コミュニティへの偏見ですかね。
女子高のいじめが酷そうとか...
とにかく陰キャにも優しいので安心していいと思います。
4. 初心者でもダンスが上達する方法
ダンスが上手くなる方法って正直いろいろあるので一概には言えませんが、簡単にまとめると画像の3つだと思っています。
今まで取り組んだ部活動やゲームなどの、上達の方法を聞かれると答えるのが難しいのと同じで、簡単に言うことは難しいです。
参考程度に頭に入れておくと良いと思います。
4-1. ダンスが上達する方法①とにかく真似する
今はYouTubeでたくさんのダンサーの動画を観ることができます。
その中で好きなダンサーを見つけて、その人の踊り方を自分なりに真似することが大事です。
もしくはSNSでそのダンサーをフォローしてレッスンに足を運ぶことをおすすめします。
そうすれば、本人から学べるので真似しやすくなります。
4-2. ダンスが上達する方法② 音楽にいっぱい触れる
なんでも構わないので、まずは音楽をたくさん聴きましょう。
自分の好きな曲の傾向が分かったり、耳が慣れていきます。
そうすることで「自分だったらどう表現するか」とアウトプットにつながるので、音楽にはたくさん触れるべきです。
4-3.ダンスが上達する方法③ ダンスイベントに足を運ぶ
出演だけでなく、観覧だけでも問題ないです。
とにかく現場に足を運ぶことです。
ダンスイベントに足を運ぶことで「生」を体感できます。
また、「生」を体感することによって刺激を受けます。
これがダンスを継続するモチベーションにもなります。
好きなアーティストのライブに行ったことある方は分かると思います。あの会場にしかいないと体験できない刺激です。あの感覚と似ています。
5. ダンスサークルに入るメリット
ここでは陰キャの私が紹介する、ダンスサークルに入ることのメリットです。陰キャにとってはこの3つのメリットを得られることは大きいです。
5-1. ダンスサークルに入るメリット①学内外問わずコミュニティが増える
陰キャにとってかなり嬉しいメリットです。
知り合いがかなり増えます。
大学のダンスサークルは特に規模の大きいところも多いのでたくさん繋がれます。
学外のコミュニティはレッスンに通ったり、イベントに足を運ぶことで増えていきます。同じダンス初心者のコミュニティも広がります。
ダンスコミュニティが増える=あなたのダンスライフを助けてくれます。
5-2. ダンサークルに入るメリット②本番の達成感を得られる
「舞台に立ってメンバーと一緒に盛り上げる」という達成感を味わえます。
また、初心者であれば「やり切ったこと」への達成感が生まれます。
リズム取りも分からないのに、練習をして、舞台に立って踊り切る
これだけでも素晴らしいことです。
5-3. ダンスサークルに入るメリット③大舞台に立てるチャンスがある
Zepp Tokyo, Zepp Nagoya, 豊洲PIT, 新木場STUDIO COASTといった大きな舞台に立てるチャンスがあります。
おおまかな流れだと以下の流れでチャンスが舞い込んできます。
ダンスサークルに入る
⇓
コミュニティが増える
⇓
イベント情報が手に入りやすくなる
⇓
大舞台に立てるイベントを見つけやすくなる
この流れで私は、Zepp Tokyo, Zeep Diversity Tokyo, 新木場STUDIO COAST, 豊洲PIT, 品川ステラボール, 川崎クラブチッタでダンスをすることができました。
大舞台に立ってみたい方はサークルに入っておくことをおススメします。
6. ダンスサークルに入るデメリット
ダンスサークルに入る時はもちろんデメリットもあるので注意した方がいいです。
ダンスを始めるならレッスンに通い続けるだけでも問題ないんです。
そういった意味でもダンスサークルのデメリットも覚えておきましょう。
6-1. ダンスサークルに入るデメリット①ダンスの練習時間が長い
深夜1:00~6:00頃まで拘束される練習、通称「深夜練」が最大の難点です。
ダンスサークルだと基本的に練習が深夜に行われます。
理由は「スタジオ代が安い」「集まりやすい」の2つです。
学生はアルバイトもあるので、全員の都合がつく時間帯がどうしても深夜になることが多いです。
6-2. ダンスサークルに入るデメリット②単位を犠牲にする輩もいる
6-1でも書いたように、深夜に練習をして授業に行けなくなる人が多いです。
そこからどんどんと単位を落として最悪、留年という結果を招く可能性もあります。私が所属していたサークルにも6年生になってしまった先輩もいました...
ダンスにはまってしまうと、深夜練ばかり行ってしまい単位を犠牲にしやすくなるので注意しましょう。
6-3. ダンスサークルに入るデメリット③あまり良い目で見られない
私が最初に持っていた偏見のように、
ダンスサークルに所属することに対して否定的に捉える方も多いです。
私も同じバイト先で同じ大学の後輩に少し引かれました...
特に多いのは親御さんだと思います。
深夜に外出をしますし、陽キャばっかりのイメージだし、不良っぽいし...というイメージを持たれてしまう可能性は高いです。
自分の子供を深夜に外出なんかさせたくないですからね。
7. ダンスだけでなく真面目に取り組むことが大事
あなたがダンスを頑張りたいと思って行動すれば、それを支えてくれる人が必ずいます。
それがサークルの良さでもあります。
ダンスに限らずとも、何か新しいことに挑戦する人はかっこいいです。
ダンスを初心者からスタートさせ、リズムに乗るところからすでに尊敬されるレベルだと思っています。
新しいことにチャレンジしたことに価値があります。
陰キャの私がここまで頑張れたのもそういった方々のおかげです。
案ずるより産むが易し。思い切って始めてみましょう!
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