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二度目のイタリアに行ってきました①
タイトルの写真はリグーリア州に行ったときのもの。
5月中旬から二週間、貯めていた有休を使って彼氏に会いにイタリアに行ってきました、この円安の中…。記憶が薄れないうちに感じていることを書き留めようと思います。
行った場所:
Brenzone sul Garda,Sirmione(Scarligero城は時間がない&入場料かかるということで目の前で引き返してきた)→高速で移動→,Mestreからの電車でVenezia→再び高速→Massa(滞在),Viareggio
今回は行きが羽田からイスタンブール経由、ミラノ・マルペンサ空港着、帰りはマルペンサからフランクフルト経由で羽田着の便でした!海外に慣れてない私、毎回乗り継ぎに間に合うか、ロストバゲッジに当たらないか色々と怯えているんですが、全て順調に行って帰ってこれました。不具合があったとすればイスタンブール。日本で事前に購入したSIMカードがトルコで使えず、空港のWI-FIを使うつもりでいたんですが、機械にパスポートをスキャンして使うはずが何度やっても使えず…。結局、マルペンサに着くまで誰とも連絡が取れませんでした。自分は無事だけどそれを伝える手段がない…申し訳なかった…
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その後は空港まで迎えに来てくれた彼と半年ぶりの再会。会うまでは感動的にハグする姿を想像してたんですが、彼が間違えて出発ゲートの方に行ってしまい、位置を写真で送りながらお互いを探しあうはめになり、最後の方は「もうめんどくせえな…あ、いたな」という、なんとも普通な再会になりました。長距離フライトで疲れていて感動的になる元気がなかったのもあるかも。
その後は高速を使ってガルダ湖に向かいました。三日間くらい滞在しましたが、快晴の日はなく少し残念…。それでも湖沿いの街を散策して楽しく過ごせました!初めて聞く名前の街ばかりで、名前を覚えられない私。
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ガルダ湖の次はあのヴェネツィアです。有名なのは知ってるけれど、実際何が有名なのか分かっていなかった私。元々二人とも、どこかに行くときに入念な下調べをせず「冒険しようぜ!」と行き当たりばったりを楽しむんですが、何も知らなくても「ヴェネツィア、すげえ…」と感動しっぱなしでした。タクシーもバスも救急車もすべて船。至るとこに橋。ゴンドラだらけ。人が多くてどこも賑やか。でも路地に入った公園では色んな年代の人たちが、おのおの自分の時間を過ごしていて、公園がお気に入りの場所になりました。そこで卓球してる男の子に何か拭くもの持ってない?と聞かれ、除菌シートを渡しました。「もう一枚いい?」「どうぞ!」というやり取りがあり、さすが除菌シートは使える、と思いました。多めに持ってきてよかった。
ガルダ湖もヴェネツィアもエアビーを借りたのですが、何日か滞在すると自分の家という感覚があってすごく不思議な気分です。ここに住んだらこんな感じなのかなー、今日はどこに行こうかなー、と毎日ワクワクでした!
感じたこと:
前回行った時から思っていたんですが、イタリアの人、超挨拶大事にしてます。あと一日の中での人との会話の量が多い。自分がお客さんだったらにこやかに爽やかに挨拶をして店の中に入るし、分かんないことあったら近くの知らん人にも聞くし、自分のいる場所に居合わせてる人、他人だけど話しかけていい、っていうのが人見知りの私には衝撃でした。そっか…人と会話して良いんだ…。
もう一つ、ガルダ湖でのことなんですが、初日は遅くに着いたので、家のことが落ち着いた頃には既にスーパーは閉まっている時間帯で。コーヒーに入れるミルクがなんとしてでも欲しかった私たちは、タバッキを探したり、バールを探したりでうろうろしていました。
で、ちょうど見つけたバールでミルクを売ってくれないか聞きにいこうと店内に入ったら、クリスティアーノ・ロナウド似の(もっとギラギラしてる)コワモテのお兄さんがいたんです。
(この人絶対売ってくれないだろ…それかぼったくるだろ…他の店探した方がいいんじゃ…)と思っている間に、ロナウドと彼氏が何か話していて、「ノー!それはダメだよ、じゃあ水と一緒で5ユーロで」という言葉がかろうじて聞き取れました。
ロナウドがミルクをくれ、冷蔵庫にある水のボトルを彼が取り出し、5ユーロを渡して「Grazie mille!」とかなんとか挨拶してお店を出るので、私も「Grazie!」と言って(私のgrazie発音、下手らしい…余談ですが)帰ってきました。
聞けば最初はタダで良い、あげる、とのことだったのですが、そんな訳にもいかないからお金を払わせてくれ→いや本当に大丈夫だ→なら水と合わせて5ユーロ払うよ、という流れだったらしい。めっちゃ優しい世界。
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ここまでが最初の一週間で、後半はMassaにある家を借りてそこを拠点に色々出かけました。ゆっくり書き起こしていこうと思います。