2023.5.2 モンポウが好き (旧3.13)
車を運転しているときに音楽などはかけないことが殆どなのですが タマにかけておくときにはモンポウのピアノ曲にしています。 私は歳のせいかビートの効いた曲やテンポの立て込んだ曲はだんだん苦手になってきていまして、身体が緩む曲を好むようになってきています。 モンポウの音楽は主張しすぎず、テンポ感は穏やかで、テンションはかかっているもののやりすぎず、なにより聴く人の思考や心情に介入してこない空気のごとく控えめに聴こえるところがいいと思っています。 最近ではバッハの音楽でさえもせわしく聴こえてしまうほど身体がいつでも緩んでいるのが自覚できます。 世の緊張感に満ち溢れた状態からは何重にも隔絶された自分が居ます。 もちろん音楽はかけない空間の方が好きですが、たまにはモンポウ的空間を楽しむのも悪くないと思っています。 チャクラ作用のオルゴールである天地律も 経脈作用のオルゴールである宇宙律も こうした自分自身が“緩む”感覚をかもし出すように製作を心がけています。 それは特殊な状態ではなく、全ての生命にとって基本的なことだと常々思っています。 なお蛇足ですが緩む感覚と麻痺することは違います。 一見すると緩むように見えて実は心身が麻痺状態に陥いる音楽や情報などが実に多いことにも気づかされます。 人はその違いにも気づかないほど退化してしまったのでしょうか? 気をつけたいものです。
この投稿記事は 音のキャンバスホームページ のぶつくさたっこまんという日記のコーナーに投稿しているものを転載しています。