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【ビジネス日本語入門】電話で言ってしまいがちな表現2
日本語ネイティブでない方が、日本語を勉強をしはじめて、
混乱するポイントは沢山あります。
ビジネスシーンでは、日本語ネィティブの日本人でも表現を学ばないと受け答えができません。
今日は
電話で言ってしまいがちな表現2
ということで、一緒に確認していきましょう。
では、早速、フレーズを確認してみましょう。
(「」のフレーズであなたが電話に出ていると思ってください)
「プルルルル!プルルルル!」
「お電話ありがとうございます。A社の(あなたの名前)でございます」
あ、もしもし、わたくし○○社の△△と申します。
「○○社の△△さまですね。
いつも、お世話になっております。」
◎◎課の□□さまはいらっしゃいますか?
「◎◎課の□□さまですか。少々お待ちいただけますでしょうか?」
さて、何が問題でしょうか?
「お客様の前では、身内の人には様や役職を付けて呼ばない」
です。
例文で確認してみましょう。
○○部長はおいでですか?
⇒NG:○○部長ですね。少々お待ちいただけますでしょうか?
⇒OK:(部長の)○○ですね。少々お待ちいただけますでしょうか?
○○社長はいらっしゃいますか?
⇒NG:あいにく、○○社長は席をはずしております。
⇒OK:あいにく、(社長の)○○は席をはずしております。
様、課長、部長、社長など役職、敬称などは、お客様の前で付けない。
役職を付けたい場合は、先に付けます。
これも、慣れてしまえばなんてことありませんが、
英語でも、Mr.Ms.など敬称は付けて身内の組織でも呼ぶことが多いと思います。
ということで、
ビジネスの電話応対は、緊張すると思いますが、
基本丸暗記で回数をこなせば、
慣れて抵抗なく取れるようになります。
また、相手の組織名や名前、日時、要件などは必ずメモに取り、
聞き漏れてないかを確認しながら応対しましょう。
習うより慣れろ!
早く慣れてしまいましょう。
では。また。
(宿題)以下の例文を実際に電話をしているつもりで、話してみましょう!(文章は見ないで話してみましょう)
○○さまを、お願いできますか?
⇒○○ですね。少々お待ちいただけますでしょうか?
○○部長はおいでですか?
⇒(部長の)○○ですね。少々お待ちいただけますでしょうか?
○○社長はいらっしゃいますか?
⇒あいにく、(社長の)○○は席をはずしております。