知る人ぞ知る、隠れ家バー『台所研究所』

特別に教えちゃいます。

本当はこのお店、ネットで検索してもヒットしないんです。
SNSも一切やっていないんです。
地元の人の中でも知る人ぞ知る、隠れ家バーなんです。
ですが今回は特別に、この記事を読んでくださった方のために、
台所研究所について教えちゃいます。

台所研究所ってどんなところ?

「こんなところにこんなお洒落なお店があるなんて。」
生田通りの路地裏、活魚料理『おさらぎ』の2階に店舗を構える
台所研究所。
ここは、一昨年の12月に誰にも何も告知せず、
ひっそりとオープンしたバー。
ドアを開けると、物腰柔らかそうなマスターが出迎えてくれます。
店内はレトロな花柄の壁紙がワインレッドを基調とした店内で
なんとも言えない懐かしさを醸し出していました。
ここにはお酒だけでなく食べるものもあり、
但馬ではここにしかない、珍しい銘柄のビールもありますよ。

店舗の入り口。ライトの影の模様が素敵です。
演劇祭のチラシも掲示してくださっていました。

マスターのこだわり

「誰にも言わず、SNSもせずお店をオープンしたらどうなるのか
実験したかった」と話すマスターは、
今どきのSNSでの情報を介した繋がりではなく、
口コミで繋がっていく人との“生の繋がり”というものを
大事にしている方でした。
だからこそ、
お店に入れば親身になって話を聞いて相談にのってくれるので、
ついつい通いたくなってしまうお客さんも多いのだとか。
そんなお店のおすすめはあまり聞き馴染みのない
“トマトチューハイ”
マスターが自家栽培のトマトで手作りしたトマトペーストを使用しており
ここでしか飲めない、こだわりのチューハイです。
スッキリしていて程よく甘い、
トマトジュースとはまた全く違う、新しい飲み物でした。
そしてなんと!このトマトチューハイ、
ナイトマーケットで出店していただくことになりました!
当日はノンアルバージョンもあるそうなので、気になる方はぜひ
飲んでみてください!

研究所っぽくビーカーを。
お店の至る所に研究所要素が散りばめられています。

演劇祭、一緒に楽しみませんか?

演劇はど素人だというマスター。
それでも演劇祭を応援してくださる背景には、
一生懸命やっている人たちを応援したいという
マスターの思いがあります。
今回のナイトマーケットでは
創作活動のためのリサーチとして地元の方々と仲良くなりたいと
アーティストの舘そらみさんが豊岡にいらっしゃり
ここ台所研究所のスタッフとして、お店に立たれるそうです。
アーティスト×豊岡の隠れ家バー
演劇祭でどんな人間の化学反応が生まれるのか楽しみですね。

マスターおすすめの場所。正法寺大橋からみた豊岡駅。
小さな駅だけど珍しい電車が停車したりや洗車場があったりと、電車好きにはたまらない場所。
ぜひ行ってみてください!

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