PCオーディオを写真現像しながら楽しむ jRiver Media CenterとApollo one USBの導入(1)
DLNAでハイレゾが再生できるのにわざわざjRiver Media CenterとApollo one USBの導入した理由
さてPCを新調しCPUパワーに余裕もできたこともあって、ちょっと欲が出て音楽系のソフトをかけながらセレクト・現像しようとセッティングしてました。以前にjRiver Media Center(JRMC)をCDからDSDリッピングに使っていたのですが、dBampがDSDリッピングに対応してたのでそれ以降放置してましたw。で、今回PCのセットアップで何気にバージョンアップしてアキュフェーズのDAC50で使ってみたらなかなかいい音をするのに感動して、あらためて使ってみようと思いました。で、どうせ使うのであれば、いろいろオーディオとして楽しみたい。真空管プリアンプなんかもいいのですが場所とるのとアナログ回路って全然わからないw そこでJRMCはVSTプラグインが使えるので試しに某社の無料プラグインを入れたらJRMCが不安定になる。これだと本末転倒なので、VSTの外付けハードを探していたら、VSTのお膝元のUniversal AudioがUSB経由で外付けDSPハードを(Apollo USB)を出しているので興味本位で購入してみました。これがなかなか遊べるのでここにまとめておきます。まあ、写真に例えると真空管プリがオールドレンズ+最新デジカメ、Apollo OneがフイルムシミュレーションというところでしょうかJRMCをストレートにDAC50でならすための設定
まずはアキュフェーズのDAC50というDACボードでDSDファイルを混在してならすための設定です。ちなみにDAC50のスペックは次の通り
USB :USB 2.0ハイスピード(480Mbps)準拠
:サンプリング周波数 32kHz~384kHz(各16~32bit 2ch PCM)、
2.8224MHz,5.6448MHz,11.2896MHz(1bit 2chDSD(11.2896MHz:ASIOのみ)
:適合ケーブルUSB2.0タイプBコネクタ付ケーブル(2m以内)
OPTICAL:フォーマット:JEITA CP-1212準拠
:サンプリング周波数 32kHz~96kHz、(各16~24bit 2ch PCM)
:適合ケーブル:JEITA規格光ファイバー
COAXIAL:フォーマット:IEC60958 AES-3準拠
:サンプリング周波数 32kHz~192kHz、(各16~24bit 2ch PCM)
:適合ケーブル75Ω同軸ディジタル・ケーブル
まずはJRMCでDAC50を使う場合
1)ツール→オプション→オーディオ→オーディオデバイスでAcuphase USB2 (ASIO)を選択
2)その下の「デバイスの設定」をクリックしてチャンネルオフセットを0に入力し「終了」
2)ツール→オプション→オーディオ→設定で「ビットストリーム」をクリックし「DSD」に変更後終了
3)念の為、ツール→オプション→オーディオ→設定で「DSPと出力ファイル形式」をクリックし出力ファイル形式のラジオボタンが消えているのを確認しておく
3.UAD Apollo One USBの設定
さて次が本流のUAD Apollo One USBの設定について
Apollo oneはDSD非対応なのでJRMCでPCMび変換しサンプルレートを規定しておきます。
1)ツール→オプション→オーディオ→オーディオデバイスでUniversal Audio USB (ASIO)設定
2)その下の「デバイスの設定」をクリックしてチャンネルオフセットを2に入力し「終了」
3)ツール→オプション→オーディオ→設定で「DSPと出力ファイル形式」をクリックし出力ファイル形式のラジオボタンにチェックを入れる
4)サンプルレートの囲み部分のサンプルレートのどれか一つのところで右クリックし「全てに設定:96,000Hz」に変更して「終了」
5)ツール→オプション→オーディオ→設定で「ビットストリーム」をクリックし「無し」に変更後「終了」。これでJRMC側の設定は終わりです。
6)Apollo Consoleを立ち上げ、左上の Menu→View→SettingsでHardwareを選択。SAMPLE RATEを96kHzを選択し、 INPUT DELAY COMPENSATIONをLONGに設定
7)VIRTUAL 1/2にVSTプラグインをセットして好きに作る
また、アナログ接続のエフェクターとしてのApollo One USbのセッティングをする場合の僕の設定は
Apollo consoleでSAMPLE RATEを19500Hzに設定
こうするとVIRTUAL 1/2というDSP接続用のチャンネルが消えます
というところでとりあえずのセッティングはできているはずですw
別の記事でお勧めVSTプラグインを書いていく予定です