2022年クセ強だった展覧会「イグ・ノーベル賞の世界展」
2022年10月1日~11月13日『イグ・ノーベル賞の世界展』in大阪・心斎橋PARCO。2018年の東京、2021年の福岡に続く開催とのこと。
イグ・ノーベル賞の存在は知ってはいたのですが、「毎年ニュースになってるノーベル賞とは違う、なんか面白い賞なんだよね~」程度だったので、その奥深いにも触れられました。
あと、この展覧会を見て、
「理系の人って、やっぱり凄いな~~!!!!!」
と、自分がゴリゴリのド文系なので強く感じました。一見アホらしいような事柄にも、何度も実験を繰り返したり、アイデアを出したり、理論を立てたり・・・こういう人たちのおかげで私の暮らしは日々進歩しているのだな、と思います。
入口から入ると、歴代のポスターとトロフィーが並べられておりました。
上の画像は2016年のもの。テーマは「時間」ということで時計の針が砂時計になっています。おしゃれ。左下のジンバブエドルも貰えるようです(使えないけど)
他のトロフィーも、どれもユニーク!!
イグ・ノーベル賞では、色々な係があるようで、
Vチップ・モニター:NSFW(18禁)の内容が出てきたらプラカードを持って制止する人。
スポットライト係:照明係。全身銀色。
タイム・キーパー: 時間をチェックする人。
など
そして、制限時間60秒を過ぎると、”Miss Sweetie Poo(スウィーティー・プー)”が登場します。
”Miss Sweetie Poo(スウィーティー・プー)”は壇上へ上がってきて、「Please stop. I'm bored. Please stop. I'm bored.(もうやめて、飽きちゃったわ。もうやめて、飽きちゃったわ。)」と連呼しまくる女の子です。
1999年から始まった制度(?)らしく、全体の時間が40%も削減できたというので驚き。大人のタイム・キーパーが言うのより、子どもがやってきて「もう飽きた〜!」と言う方がストレートに響いてよっぽど効果があるのかもしれないですね。校長が朝礼で長話を始めたときとか、会社の虚無な会議のときに出てきてほしい・・・。
ちょっとアダルトな内容の賞をまとめたコーナーなんかもあって、「マガモの同性愛&死体愛好を発見した賞」の展示と、映像コーナーではその方の授賞式の様子が流れていました。
どんな発見だ・・・!とツッコミをしながら見れて、めちゃくちゃ楽しかったです。
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